29歳、二度目の転職



2020年2月25日
川崎けやき


一度目の『お告げ』で転職。新しい会社に入社したが…

縦割り体育会系の職場環境にすぐにフィット出来なかった私は、しばらく居所がないような気持ちでした。
幸い、毎日新しいことを学び吸収する事に忙しく、実際ゆっくり悩むひまもなかったのですが。

とにかく早く仕事を覚えて一人前になりたい!そして休みの日はめいっぱい遊ぼう!という切り替えは自然に出来ていました。
若さっていいですよね。まっしぐらです。

その後、先輩や同期、さらにその後に入社して来た後輩達ともとてもよい関係を築くことができ、遊びや旅行はもちろん、時には仕事中のびっくりエピソードなども共有し、苦楽を共にした同志として強い絆が生まれました。

緊急時にデスクの上の電話を計算機と勘違いして必死で数字を叩いていた事など。いい思い出です。

結局、中途採用してもらい、約6年働いたこの会社は、その年以降 新卒採用のみとなりました。
『お告げ』は私のとって運命だったのかもしれません。

恵まれた環境で20代を存分に楽しんで、ふと30歳を目前にしたある日のことです。
二度目の『お告げ』それはまた 突然 やってきました。

ご対応させていただいていたお客様に
「あなたのそのリング、とっても素敵ね。どちらでお求めになられたの?」と声をかけられたのです。

その一言とともに風が吹いた感じがしました。気づかなかった霧の向こうに眩しい何かが見えたような、そんな気持ち。まるで自分の感性や人となりまで全て認められたような高揚感に包まれたことを覚えています。

当時の会社では身だしなみと統一美が求められました。そんな中、唯一身につけていたお気に入りのリング。

『こんなに ”小さな物” でも人に大きな自信や喜び、Happy を与えることができる』

ジュエリーの可能性に気づいた瞬間でした。

 

 

するとどうでしょう。
その想いがわたしを呼び寄せたのでしょうか。

図書館でふと見つけたパンフレットにて、
ジュエリーメイキング(彫金)・ジュエリーデザインを学べる夜間の社会人コースがあることを知りました。

さらによく読むと
いくつかの条件を満たした上で、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講終了すると支給される
『教育訓練給付金』という国の助成も受けられるコースではないですか!?

早速、願書〜願書〜!
入学がほぼ認められるとなった頃、上司に相談しましたところ。

『普通なら引き止める所だけれど、あなた、向いているかもしれないしきっと成功すると思うわ。絶対がんばりなさい!』と。

さらに

『夜間のコースなら、お昼は働けるわね?今持っているいるスキルを生かして関連部署で働いたらどう? もったいないわよ!』

そんなアドバイスまでもくださったのです。
神様のよう。
突然新たな人生をスタートしようという自分勝手な部下に、同じ女性として、こんなに心強いお言葉で背中を押してくださった当時の上司。
忘れることができない恩人のお一人です。

こうして私は約6年勤務した職場を後にして二度目の転職をし
昼間は働き、夜は学校。という新たな生活を始める事となったのです。

ジュエリーアーティストへの第一歩。
29歳の出来事でした。

 

『お告げ』とともに降りてきた『鍵』。
それで次の扉を開けるかどうかは自分次第。
自分との対話。
自分の心の声を信じ、その声と親友でいることが、新たな道を開く『鍵』なのかもしれません。

昼間のお仕事と夜間の学校の両立。
これについてはまた少しずつ。こちら→★

(✴︎1回目の転職についてのお話はこちら→★

 

またお会いしましょう。
川崎けやき
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Zelkova.K FINE Jewelry KEYAKI KAWASAKI
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川崎けやき

大学を卒業し一般企業に勤めるものの、約半年で転職。転職先は服装や髪型など身だしなみについての規定が厳しい会社で、常に統一美を求められた。しかしせめてもの自己表現として、お気に入りの指輪をひとつ身に着けていたという。そんな中、お客様との接客中に受けた一言に感銘を受け、ジュエリーデザイナーを志すようになる。4年間、働きながら夜間のジュエリー専門学校に通うために、国の助成金も活用した。しっかりと技術を身に着けた後は、友人から結婚指輪のデザインなどを依頼されるようになる。やがてその評判は人づてに広がり自身の名「けやき」の学名から「Zelkova.K(ゼルコーバ・ケイ)」というブランドで独立。都内百貨店でのイベントやギャラリーでの展示販売も多数開催(現在は完全紹介での制作のみ)。ご主人と5歳の息子の3人家族。



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