母の手のその先に…



2020年2月14日
川崎けやき


スクールバス バス停

今朝、息子が泣いた。泣きじゃくった。

急いで家を出たけど、バス停にはスクールバスが既に到着し先生が外に出て、息子を待っていた。

バスは時間よりだいぶ早く着いていたようだ。
それが見えたので、手を繋いで走った。
「待たせてしまった」そう思った息子の顔が、みるみる歪み涙目に。

子どもには子どもの涙スイッチがあるんだなぁ。
そんなに泣かなくて大丈夫よ ホラ乗って!
ドライな母を演じつつ

朝その事を納得するまで話す間もなかったので
ちょっと気になりながら
午前の用事を終えて帰宅した。

(でも、もう、ケロリと元気だろうな。)

電話がなりエステに行き忘れた事に気づく。
えーーーーーー!?
ボーッとしすぎて直帰しちゃったよ、自分。
だが、そこは諦めない!(意味不明な粘り)

頂いたエステチケットを手に…
即座にサロンへ到着し
ゴッドハンドに癒されながら、考えた。

ここに至るまでのドタバタと
この後するべき事項を整理しよう。
そうしよう、そうしよう…

「は〜い、けやきさん、お疲れ様でした〜」
「はっっっ!」

出来なかった!全然整理出来ていなかった!
深い眠りの世界を彷徨っていただけという現実。

脳内旅行から戻ると
全身にエネルギーが巡り、緊張していた何か、
そして心にひっかかっていたトゲ
あ、いや
喉に引っかかった魚の骨が
取れたような爽快さが広がっていた。
別人になった気分。

人肌の温もりで癒されることの大切さ、
可視化できない
「人の手」の計り知れない効力をリマインド。

息子が帰ってきたら
今日は母ちゃんの手でいっぱい撫でであげようと思う。

 

Jewelry Designer
川崎けやき
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母の手のぬくもり

 

 

 

 

 

Zelkova.K FINE Jewelry KEYAKI KAWASAKI
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川崎けやき

大学を卒業し一般企業に勤めるものの、約半年で転職。転職先は服装や髪型など身だしなみについての規定が厳しい会社で、常に統一美を求められた。しかしせめてもの自己表現として、お気に入りの指輪をひとつ身に着けていたという。そんな中、お客様との接客中に受けた一言に感銘を受け、ジュエリーデザイナーを志すようになる。4年間、働きながら夜間のジュエリー専門学校に通うために、国の助成金も活用した。しっかりと技術を身に着けた後は、友人から結婚指輪のデザインなどを依頼されるようになる。やがてその評判は人づてに広がり自身の名「けやき」の学名から「Zelkova.K(ゼルコーバ・ケイ)」というブランドで独立。都内百貨店でのイベントやギャラリーでの展示販売も多数開催(現在は完全紹介での制作のみ)。ご主人と5歳の息子の3人家族。



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