Ep4,私に足りなかったものとは?
池内ひろこ

前回の続きです![]()
(左から3番目が私。)
グランプリを取れなかった私は
「自分には何が足りなかったのか?」
そんなことを考えていました。
「グランプリを取った子にあって
私にないものとは?」
「SNSのフォローワー数?」
「スピーチの内容?」
「見た目のインパクト?」
比較して、自分にないものをあげれば
キリがありませんでした。
結局、一番足りないと結論付けたのは、
「自分を主役にする力」
今まで写真を撮っていた時と全く同じ。
他人を真ん中にして
自分は端っこ。
それで良いと思っている節があったんです。
「何としてでも中心に写りたい!」
そういう気骨が私にはなかった![]()
思い返せば
自分の顔写真をSNSにアップすることがイヤで
他のファイナリストの写真を自分のSNSにアップしていたほど。
それじゃあ、グランプリは取れんわ。
今はそう思います![]()
一方でグランプリを取った子は
集合写真の時には
必ず真ん中に写るように頑張っていたし、
どんなに小さくても
写真に写るよう頑張っていました。
そういうこと
終わって冷静に振り返ると見えてくるんですよねー![]()
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私は会社員を辞めて独立し、
フリーランスとして一人で働く身です。
会社に属していれば
上司や先輩の後ろで生きていくこともできました。
でも独立してからは
私が私の看板として前に立っていかなければ
生きていくことができません。
誰も私のことを知ってくれないし
仕事を得ることもできない。
ヘアメイクという仕事柄、
撮影ではモデルさんが気持ち良く動けるよう
黒子になることは大切です。
むしろ黒子になることで
自分の役割を果たすことができる。
でも、自分のフィールド内の責任者は私。
協力してくれる人はいても
そのフィールドで踏ん張らなければいけないのは自分。
なんだか抽象的になってしまうのですが
自分を主役にできるかどうかという問題は、
働き方や生き方そのものと思ったのです。
それ以来、
「もっと私は前に出ていこう!」
「写真も真ん中に写ろう!」
「ちょっと図々しくなってみよう!」
なんて思うようになりました。
その結果
こんな素敵な写真が撮れるようになるまでに!!
次回のブログをお楽しみに〜
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池内ひろこ(いけうちひろこ)
パーソナルメイクトレーナー
「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、
1,800人以上の女性を美しくしてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。
現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとして美容に関する執筆を行う。
2022年3月にはミネラルコスメのパイオニアである
bareMineralsとガンと向き合う女性のためのセミナーにて講師を務める。
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