Ep4,私に足りなかったものとは?



2022.08.17
池内ひろこ


前回の続きです
(左から3番目が私。)

 

グランプリを取れなかった私は

「自分には何が足りなかったのか?」

そんなことを考えていました。

 

 

「グランプリを取った子にあって
私にないものとは?」

 

「SNSのフォローワー数?」

「スピーチの内容?」

「見た目のインパクト?」

 

比較して、自分にないものをあげれば
キリがありませんでした。

 

 

 

 

結局、一番足りないと結論付けたのは、

「自分を主役にする力」

 

 

 

今まで写真を撮っていた時と全く同じ。

他人を真ん中にして
自分は端っこ。

それで良いと思っている節があったんです。

「何としてでも中心に写りたい!」

 

そういう気骨が私にはなかった

 

思い返せば
自分の顔写真をSNSにアップすることがイヤで
他のファイナリストの写真を自分のSNSにアップしていたほど。

 

それじゃあ、グランプリは取れんわ。

今はそう思います

 

一方でグランプリを取った子は
集合写真の時には
必ず真ん中に写るように頑張っていたし、

どんなに小さくても
写真に写るよう頑張っていました。

 

 

そういうこと
終わって冷静に振り返ると見えてくるんですよねー

 

 

 

 

私は会社員を辞めて独立し、
フリーランスとして一人で働く身です。

 

会社に属していれば
上司や先輩の後ろで生きていくこともできました。

 

でも独立してからは
私が私の看板として前に立っていかなければ
生きていくことができません。

 

誰も私のことを知ってくれないし
仕事を得ることもできない。

 

ヘアメイクという仕事柄、
撮影ではモデルさんが気持ち良く動けるよう
黒子になることは大切です。

むしろ黒子になることで
自分の役割を果たすことができる。

 

でも、自分のフィールド内の責任者は私。
協力してくれる人はいても
そのフィールドで踏ん張らなければいけないのは自分。

 

 

なんだか抽象的になってしまうのですが
自分を主役にできるかどうかという問題は、

働き方や生き方そのものと思ったのです。

 

 

それ以来、
「もっと私は前に出ていこう!」

「写真も真ん中に写ろう!」

「ちょっと図々しくなってみよう!」

 

なんて思うようになりました。

 

 

その結果
こんな素敵な写真が撮れるようになるまでに!!

 

次回のブログをお楽しみに〜

 

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池内ひろこ(いけうちひろこ)
パーソナルメイクトレーナー

「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、
1,800人以上の女性を美しくしてきた。

美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。
現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとして美容に関する執筆を行う。

2022年3月にはミネラルコスメのパイオニアである
bareMineralsとガンと向き合う女性のためのセミナーにて講師を務める。

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池内ひろこ

「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、1,800人以上の女性を美しくしてきました。 「メイクで美しくなって、自分を好きになり たい!」そう思ったのがメイクの始まりでした。 独立後、夢中で仕事をこなし、コンテストのバックステージディレクターを勤めるようにまでなりました。そんな波に乗り始めた35歳の時、乳ガンと判明。右胸を失いました。 一部欠けた身体は 醜く、自分の身体を直視できない日々が続きました。 しかし、「失ったものを嘆くのではなく、今在る美しさを愛したい」と強く思うように。 どんな状 態であっても、「自分の美しさは、自分が決めるもの」です。それは、メイクも同じです。 私のメイクが、あなたの明日に繋がるお手伝いができたら良いなと願っています。


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