「エンディングノート」①



2023.03.16
内野順子


こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。

私は司法書士や行政書士など専門家とコラボし、定期的に終活セミナーを行っています。いきなり専門家の門を叩くのは躊躇してしまう、という方々のご相談にお応えする場を設け、大変喜んでいただいています。

さて、「エンディングノート」という言葉が世の中に認知されて久しいですが、実際に書いた、という人にはまだあまりお目にかからないのが実際のところ。

ある統計では、「書いてみたい」という方が47%いたのに対し、「実際に書いた」という方は6%にとどまっています。特に男性は書かない傾向があります。自分の死後のことなど考えたくない、という気持ちが男性の方が強いようですね。 私が思うに、「エンディング」というネーミングが良くないのかも、と思います。「終わり」という感じがなんだか救いがない感じですよね。「終活」もしかり。他にいい言い方がないかいつも考えています。

でも、エンディングノートは、日頃の生活の備忘録になるばかりか、他にも色々なメリットがあります。 「遺言」ほど重くないけれど、遺される人に大切なことを伝えることができる、大変有意義なツールです。

これから何回かに分けて、エンディングノートを書く時のポイントや注意を書いて行きますので、どうぞお付き合いください。ご自分だけでなく、親御さんを持たれる方にも役立つ内容をわかりやすく書いて行きますね。

*現役葬儀司会者ならではの終活知識をお伝えするセミナーも行っています。オンラインも可能。 お気軽にFacebookメッセンジャーくださいませ。

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内野順子

大学在学中にアナウンスサークルに所属しブライダル・イベントの司会を始める。 以来、約8,000件の披露宴、約1,000件のイベントで司会を務める。 40代から葬儀司会に携わり、現在年間250件以上の葬儀司会に加えイベントも務めるマルチ司会者として活動中。 葬儀では、温かな司会をモットーとし,終活カウンセラーとしても活動、司法書士や行政書士などとコラボし、セミナーを定期的に開催。 2022年4月、葬儀で垣間見る家族や友人らとの心温まるエピソードを綴った著書「また、いつか。葬儀司会者が見た人生・愛・終活」を全国出版。 福岡県太宰府市在住。家族は28歳の長男。


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