Rock’n Rouge



2023.05.16
雨宮睦美


先日、アイメイクが下手であることを書いたのですが、では他の部位なら、うまいのか?というと、違います。やっぱりダメだ。

ということで今回のテーマは口紅、リップメイクについて。

紅筆で輪郭を取って、と言う塗り方は、したことがほぼない。大体スティックの直塗り。ティシュオフは必ずしますが、しすぎてその時点で半分は取れている。グロスタイプは割と好きで、たくさん持っていますが、ベトベトするのがちょっといやです。

近頃はティントタイプというのが多いですが、tintってほのかに色づく、とか淡い色というイメージだったので、今「落ちにくいリップ」の代名詞になっているのは不思議です。

さて長引くマスク生活ですっかり口紅を塗らなくなったというのはよく聞く話。どうせ見えないし、塗ったらマスクについちゃうし。でも、私の場合はそのずっと前からすでに塗らなくなっていました。理由としては食事すると取れちゃうし、カップやグラスにベとってつくのはイヤだし、っていうのがひとつ。もうひとつは、「あとで塗ろう」と思って後回しにした結果、忘れてしまうということ。さらに、口紅を塗ると唇がひどく荒れる、というのもあります。

取れちゃう問題でいうと、「落ちない口紅」を謳った製品はこれまでにも色々試してきたのですが、大体が

①確かに落ちないが、落とそうとしてもビクともしない

②結構落ちるし、落ち方がキレイじゃない

③どっちにしても、唇がガビガビになる

ということで、続かないのです。

①に関して言うと、海外の土産物として安く売られているのなんかがまさにそうなのですが、唇の皮をむかない限り、色素が強力に定着していて落とせないのです。パーティーなどでどうしても、と言う時には頼りましたが、その後のリカバーが大変でした(笑)。

②は困ります。そんなんだったら、自然に少しずつ落ちていく方がいい。

③は私の体質の問題もあるから仕方ないと思ってあきらめています。肌は大分丈夫になったけど、唇はどうも弱い。「落ちない」を謳ったものに限らず、普通の製品でも、かなり症状が出てしまいます。おそらく何らかの色素か香料に反応するのでしょう。ぴりぴり表面がかゆいような、熱いような感覚になって、見た目としては少し腫れて赤くなります。そのうちカサカサに乾いて皮がむけ始めて、そうなるともうしばらくはどうにもできません。色々試した結果、かなりのブランドが残念ながら不適合。それでもきれいな色を見ると、使わなくても欲しくなるのでつい買ってしまって、の繰り返しです。

 

久々にマスクなしの生活に戻って、以前よりは口紅を塗るのを忘れなくなったため、最近は毎日なんだか唇が不調な中で、本日はオーケストラの本番なので、多少かゆくても我慢して塗ろうと思います!

https://www.facebook.com/mutsumi.amemiya

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雨宮睦美

マーケティングプランナー、モデレーター(インタビュアー)。 東京都出身。 1988年青山学院大学文学部卒業後、博報堂に入社しました。 国際業務局(4年間)、マーケティング局(8年間)の勤務を経て2000年に退職。 2001年に有限会社オルテンシアを設立し、前職の流れでマーケティング業務を請け負ってきました。食品、飲料、化粧品、自動車、通信機器等、様々なジャンルの企業のお仕事に携わっています。中でもインタビュー調査を得意とし、企業トップや大学教授、ジャーナリストや編集者等の有識者取材を始め、一般消費者へのグループインタビューやデプスインタビューなどで、これまでに話を聞いた人の数は、のべ数千人を超えます。


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