資金と情報の大切さ

でも実際は・・・、夢と言うだけでは終われない経営的な悩みも沢山ある。

なぜなら・・・一人親方の小さい規模の起業運営は切り離せない部分

現在は、従業員を雇っている訳ではないので、正直、リスクは少ない。

でも、営業力を拡大するに乏しくなる。など。。。

理想と現実の狭間に悶絶する事は今でも沢山あるのです。

今回は、そんなリアルを綴ってたいと思います。

癒しビジネスを存続させるコツ

それでも、看板を下ろす事無く維持をするには、

正直な所、「資金力」は切り離せない問題です。

私が夢を叶えようと最初に通ったアロマスクールでは、

最後のレッスンに「経営」についての授業が組み込まれていました。

アロマトリートメントや、効果効能、精油の化学、人体構造・・・色々実技的な事がある中で

私自身、正直一番楽しみにしていたのが「経営」の授業でした。

ところが・・・

営業する為の心構え、資材調達のいろは・・・だけ！で終わったんですね。

実際の開業に至る資金的な事や、サロンを借りるのか？自宅でやるのか？に応じた

シュミレーションは無かったのです。

当然、肝心な「資金」について指導はなし。

これでは、ピンぼけもピンぼけ。。。

サロン運営をしているイメージが全く分からなかった。

当時の同期は３０人程生徒が居て、サロンを持って運営している人がいる。

とは聞きません。お家サロンはあるみたいですが。。。

幸い、過去会社経営に携わっていた感覚の恩恵で何とか手探りながらやりつつ

現在に至る訳です。

時々、サロン開業をしたい方から相談を受ける事がある時は

私は、必ず

トライする時には、ゆとりある資金を用意しておく事をお勧めしている。

最低でも家賃の６、８ヶ月分の蓄えを用意した方がいい。と。

癒しサロン運営は、すごくスモールビジネスだし、チャレンジしやすいと思う反面

癒やす側が、

資金繰りに苦しみ　ゆとりがない状態では

お客様が癒されない＝サービスの質が低下。

癒しビジネスが、卑しいビジネスになり兼ねないと言う・・・

これは全然、笑えない状態ですよね・・・

ともすればお客様からの信頼を失う様な現実と隣り合わせ。

人様の心を扱い、癒しを提供し、活力を底上げするサービスを提供する事と

物を流通させて売り上げをあげる商売とは違うんです・・・。

かつて、自分が物品流通業に居たからこそ、この違いが嫌という程分かるのです。

そして、もう一つきっぱりと伝えることは・・・

友達は、お客様じゃないから。と言うこの二つです。

友人は、宣伝をしてくれる有難い存在。

ですが、最初からお客様だとあてにしない。

友人は、基本・・・応援団でありアドバイザー。

お客様だと思うな。と言う事です。

何故そう言いきるのか・・・？

自分自身が勝手に築き上げた不要な期待が、あらぬ人間関係トラブルや、お代金の回収のトラブルとして

困っている話は、耳タコ・・・。腐る程聴くからです。

最初から、集客の対象として見ない方が集中して活動しやすいです。

自分に合う情報源を嗅ぎ分ける

世間では、お稽古ブームで最もらしいレッスンが沢山ありますがコンテンツの見極めが

すごく大切ですね。

私は、同業の先輩から色々お話を伺わせてもらい足固めしました。

正直な所・・・サロン運営などの経営については、

実際、5年以上運営しているサロンオーナーさんからお話を伺う事が一番の勉強ではないかと思います。

ちなみに・・・

癒し系ビジネスは、まず、３年も持たない業種と言われてます。

これを厳しいと感じるか、やりがいと感じるかも人それぞれです。

ですが、

それ以上にお客様がイキイキと輝きを増して、

サロンを後にされる姿に関わらせて頂くことは、私にとっては

大きな喜びと生き甲斐である事は変わらず、

オープン当初より強くなっている。そう言い切れます。

だからこそ！より多くの方に「癒し」の活用を知って欲しいと願っています。

長らくお付き合い下さり有難うございました。