あきこ物語vol.２：名前の裏話＜後編＞

2020年8月18日
山崎聡子

伝わる話し方で影響力を最大化させたい人のための専門家

エグゼクティブボイストレーナー＆司会の山崎聡子（やまさきあきこ）です。

名前の「漢字」

（名前の裏話＜前編＞はこちらをご覧ください）

さて、名前の話には続きがあります。漢字です。

実は、私の「あきこ」は「亜紀子」という漢字で付けられました。

(エーッ！「聡子」じゃないの〜？！詳しくは後ほど。)

子供の頃からよく「亜希子」と間違われました。

たしかに、一般的に「希」の漢字を使う「亜希子」の方が多い気がします。

ですが、問題は「き」の漢字ではなく「あ」の漢字であることが、

大人になって判明したのです！！！(ガビーン(゜o゜;)

ある日、母が名前の専門家の先生に、自分の名前の画数を見てもらった時のこと。

ついでに私の名前の画数も見てもらったら、こんなことを言われたそうです。

「この名前は、全体的に非常に良い画数なんだけどね。ただひとつだけ、健康運だけがあまり良くないね。それ以外は全部良いんだけどね」

これを聞いて、母は思い当たる節がたくさんあり、驚いたようです。

私も、この話を母から聞いて、

「当たってるよね！」

と言ったほど。

私は子供の頃から病気が非常に多かったんです！

まだ赤ちゃんの頃、突然高熱を出して死にそうな目にあったり。

小学生の頃は、毎年太ももが左右一年交代で腫れ、どこの病院に行っても原因不明と言われたり。

夏休み中は6年間、歯科、耳鼻科、眼科のオンパレード。

余談ですが、高熱を出して寝込んでいた時に、父が「栄養をつけた方がいい」と

ステーキ肉を買ってきたことは、今では笑い話です（笑）

その時は、さすがに食欲がなく、お粥にしてもらいました(^_^;)

さらに、小学校・中学校時代は、毎朝のように大量の鼻血が出て、こちらも原因不明。

寝ている間にも気づかないうちに鼻血が出ていて、

朝起きたら、顔も首も枕も真っ赤だったこともあります。

大人になってからも、気管支炎、肺炎、子宮ポリープ、さらには心臓病の不整脈で

医者に「いつ倒れてもおかしくない状態だ」と言われ、親が病院に呼び出されたこともありました。

そんなこんなで、健康面で思い当たることが次々に出てくるので、名前の漢字が非常に気になり出し、

漢字一文字ずつの意味を自分で調べてみました。

すると、一文字目の「亜」で答えが出たのです！

「亜」というのは亜熱帯や亜寒帯などにも使われているように「二番目・次」という意味があるほか、

「中国では“貴族のお墓”という意味があり、この漢字を使った名前は健康に恵まれない人が多い」

とも書かれていました。

「亜」を使った名前の人が全員健康に恵まれない訳ではなく

「そういう人が多い」ということで、

私は「亜」がつく名前の人間の中から、ある意味「選ばれたのか！」と思いました。

「これはいかん（ダメだ）！」

ということで、命名の専門家であるT先生に相談しました。

先生から、

「人によっては、漢字も読みも名前ごと本名とは全く違うものにしなければ総合して良い名前にならない人もいますが、あきこさんの場合、今の読み方をそのままで、漢字を変えるだけで、申し分のない、全てが非常に良い名前になります。その漢字は「聡子」と書いて「あきこ」。「聡」は一般的には「そう」「さと」「さとし」などと読まれますが「あき」とも読みます。あきこさんがこれで嫌じゃなければ、この漢字が一番オススメです。これ以上のものはない、最高のものです」

と言われ、私は迷わず、

「嫌じゃないです！それでお願いします！」

と答えました。

「これからは、“聡子”という漢字をどんどん使ってください。多くの人の目にふれるものは“聡子”にして使うといいですよ」

ということで、戸籍は「亜紀子」のままなので、

ビジネスネーム的に「聡子」を使い始め、現在に至ります。

そのおかげか、今ではすっかり「病気の問屋」から脱出しました(*´艸｀*)

たまに風邪をひくことくらいはありますが、寝込むほどではない軽いもので、

それも一年に一回あるかないか。

まさに子供の頃からの憧れだった「健康優良児」です（笑）

名前とは不思議なものですね。

名前の由来や漢字の意味を知ることは非常に面白いと思いました。