あきこ物語vol.10:生かされている



2020年10月12日
山崎聡子


伝わる話し方で影響力を最大化させたい人のための専門家

エグゼクティブボイストレーナー&司会の山崎聡子(やまさきあきこ)です。

 

 

(あきこ物語【番外編】「そういえば・・・」はこちらをクリック)

(前回のお話『私の辞書に「迷い」という文字はない』はこちらをクリック)

 

 

「いつ倒れてもおかしくない」状況

正社員として働きながらミュージカル劇団に所属し、二足のわらじを履いて頑張っていたある日、

なんとなく体調がすぐれない日が続いて、近所の内科を受診しました。

 

息を吸っても、酸素が足りない感じがして息苦しかったり、

心臓がバクバクしている感じがしたり、

そのせいか、たびたび深呼吸を繰り返したり。

 

先生に症状を伝え、心電図やなんだかんだと検査をしたあと、

 

「今から紹介状を書くから、循環器科のある◯◯病院に行って、もっと詳しく検査してもらいなさい。この後、すぐに行くんだよ、向こうの先生に電話しておくから。」

 

と、大きな病院を紹介されました。

なんだか大変なことになっているようで、言われたとおり、紹介された病院の循環器科に行きました。

 

そこでまた、詳しく検査をし、その日は、24時間心電図を付けられ帰宅。

その後も、管を通したり(←これが検査の中で一番苦しかった・涙)、いろいろな検査をしました。

 

検査の結果、「心室性期外収縮」と診断されました。

ただ、この「心室性期外収縮」というのは、ネット検索してみたところ、

心室性期外収縮の90%は、そんなに心配する必要はない、治療も不要、というものらしいですが、

残りの10%は要注意らしいのです。

 

私の場合、不整脈の数が異常なほど多すぎることと、脈の打ち方がおかしいこと、脈が飛ぶこと、自覚症状があること、

さらに、左右どちらか忘れましたが、心房・心室の間にある弁がキレイに閉じきれていない、

という、大変なことになっていました(。ŏ﹏ŏ)

 

すぐに親も病院に呼び出され、先生からは

「いつ倒れてもおかしくない状態。この状態で、これまで普通に生活できていたことが不思議だ。

とにかく、絶対安静で!」

と言われました。

 

ミュージカルの本番を控えていたこともあり、先生に伝えると、

「言語道断!死んじゃうよ!今回はやめておきなさい!」

と、ドクターストップがかかりました。

 

泣く泣く舞台は降板しましたが、会社は事務仕事なので大丈夫だろうと、

とりあえず出勤していました。

先生からは、会社もできれば休むように言われましたが、事務なので大丈夫と言い張り、

無理をしない、走らない、重たいものは持たない、など、いろいろな条件付きで許してもらいました。

 

なんだったら、舞台で倒れたほうが悔いがないんじゃないか、など、いろいろ考えていました。

半分、自暴自棄というか、ヤケになっていましたね〜(^^;)アハハ

 

 

生かされている、ということ

しばらく病院通いが続きましたが、だんだんと症状が回復して、

定期検査の心電図の結果も「異常なし」の状態になり、

おかげさまで今ではすっかり元気になりました。

 

このことを通して、

 

病院の先生は「いつ倒れてもおかしくない」と言っていたのに、倒れなかったし、死ななかった。

きっと、まだこの世で私がやるべきことが何かあるということなのかもしれない。

自分で生きているというよりも、生かされてるって感じだな。

 

と思いました。

命をいただいていることに感謝ですね。

生きていれば何でもできる!

なので、私の座右の銘は「死ぬこと以外かすり傷」です(^o^)/

 

どんな状態になっても、死なずに生きている、生き延びているということは

まさに、生かされているっていうことだなと思いました。

 

まだまだ、この世でやるべき「使命」みたいなものがあるんだろうな、

と思っています。

 

が、「やるべきこと」「使命」というのは一体何なのか、さっぱり分かりません(・・;)

最近ようやく「こういうことなのかな〜?」と、うっすら思うことはありますが、

「これか!」という確信はありません。

 

もし、「これが私の使命なのか!」と明確にわかったら、

その時はもう死に時なのかもしれないので(笑)

ぼんやり「これなのかな〜?!」くらいでいいのかもですね(笑)

 

おかげさまで、山崎聡子は今日も元気です\(^o^)/ 感謝!

 

いただいた命を精一杯生きようと、仕事も遊びも一生懸命です!(*´艸`*)

 

 

(次のお話「女性初」はこちらをクリック)

 

 

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伝わる話し方で影響力を最大化させたい人のための専門家

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山崎聡子

持ち前のコミュニケーション能力で役員面接だけで就職が決まり、会社初の女性営業職として活躍。そのかたわら人気の劇団にも所属し、各種公演やCM出演などもこなすマルチな才能を持つ。企業イベントの専属MCの時に「声」の持つ大きな可能性に魅せられる。 司会業に本腰を入れ、ボイストレーナーとしての仕事もスタート。あがり症の人やコミュニケーションが苦手な人、企業の経営者など多くの団体や個人にレクチャーを行う。新たに対面はもちろんオンラインでの取材動画作成など、さまざまな形で「声」に関する事業も展開中。



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