あきこ物語vol.14:信じがたい事件1



2020年11月14日
山崎聡子


伝わる話し方で影響力を最大化させたい人のための専門家

エグゼクティブボイストレーナー&司会の山崎聡子(やまさきあきこ)です。

 

 

(前回のお話「あきこ、東京行くってよ。」はこちらをクリック)

 

姉のような存在の先輩

私が上京した頃、福岡でバレエを習っていた時の先輩が、一足先に東京で活動していました。

バレリーナとして東京のバレエ団に所属し、自分でもバレエスタジオを開いていて、

毎週土曜日、私はそのスタジオに通い、先輩からバレエのレッスンを受けていました。

 

先輩といっても、堅苦しい仲ではなく、

私が上京してからは、自宅で夕食を振る舞ってくれたり、

自分の友人知人と食事に出かける時には、私も誘ってくれて、

私をみなさんに紹介してくれたり、

私としては姉のような存在の人でした。

 

いつもニコニコ笑顔で、誰にでも優しく、

きっと、この人を嫌いな人はいないんじゃないかと思うような、

天使のような人でした。

 

ただし、バレエに関しては非常に厳しくて、レッスンでは完全に先生と生徒でしたが、

プライベートでは姉・妹のような関係でした。

 

私が上京して1ヶ月くらいたった頃のある土曜日、

いつものようにスタジオに行くと、レッスン前に、先輩から

「今朝、本番にでかける前に、自宅マンションで侵入未遂事件があって」

という話を聞きました。

 

当時、先輩が住んでいたマンションは、ベランダが二重窓になっていました。

出かけようとしたところ、一つは鍵をかけていたけれど、

もう一つの鍵をかけ忘れているのが見え、窓のところに行ったら、

カーテンの隙間からナイフが見えた、というのです。

 

警察に電話をして、その間に犯人は逃げたのか、

警察が来た時には、もう姿もナイフも見当たらなかったとのこと。

 

「お互いに気をつけようね」と言って、その話は終わりました。

 

翌日の夜は、先輩の友人とのお食事に誘われていたので、

先輩とは駅で待ち合わせをして、みなさんとの食事を楽しみました。

前日のことについては、「あの後は帰宅しても大丈夫だった」と笑顔で話していたので

私もちょっと安心していました。

 

食事が終わって解散した後、私は電車、先輩は自転車で、

駅の改札まで一緒に歩いてくれました。

 

途中で先輩から、「二人でちょっとコーヒーでも飲んで帰る?」と言われましたが、

終電の時間が迫っていたので、「また今度」ということになり、

改札でお互いに笑顔で大きく手を振ってバイバイし、帰路につきました。

 

(続きのお話「信じがたい事件2」はこちらをクリック)

 

 

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伝わる話し方で影響力を最大化させたい人のための専門家

『エグゼクティブ ボイストレーナー』

山崎 聡子(やまさき あきこ)

 

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山崎聡子

持ち前のコミュニケーション能力で役員面接だけで就職が決まり、会社初の女性営業職として活躍。そのかたわら人気の劇団にも所属し、各種公演やCM出演などもこなすマルチな才能を持つ。企業イベントの専属MCの時に「声」の持つ大きな可能性に魅せられる。 司会業に本腰を入れ、ボイストレーナーとしての仕事もスタート。あがり症の人やコミュニケーションが苦手な人、企業の経営者など多くの団体や個人にレクチャーを行う。新たに対面はもちろんオンラインでの取材動画作成など、さまざまな形で「声」に関する事業も展開中。



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