『家族』という名のジュエリー



2020年3月27日
川崎けやき


“家族”という名のジュエリー

K18 white goldとダイヤモンドの白い輝き。
透けて見える素肌とのコントラストが美しい。

○を連続させ応用したこのデザインは、西洋では絵画やウォールデザイン、フロアデザインなどに用いられたり、もちろん日本でも、着物や帯などの絵柄に用いられたりと、永く永く人々に愛されててきたモチーフですね。


和柄としての名前は七宝(しっぽう)。

『繋がる柄』から縁起がいいと言われている吉祥紋様のひとつ。
宝を表す気品ある柄で、着物や帯の柄のひとつとして多く使われています。

そこに新たな想いを吹き込んで
Jewelryのデザインを。
“Famille” -家族-という名のジュエリーです。

ネックレスの重なり合う4つの○は
時にお花のように。
そして
ピアスの○はそれぞれ
可愛い子供のようにも見えますね。

実は、こちらを最初にデザインしたのは友人のためでした。

○が永遠に続く、円満の意のデザイン。
愉快なご主人と、受け止め方120点の美人な奥さんと、可愛いお嬢さんの楽しい3人家族。

でもネックレスには、
もう一人、新たな命の誕生を願い
4人目の家族を加えデザインしたのです。

そして、完成後にお届けしたときには、なんと、友人のお腹の中にもう一人の家族の生命が宿っていたのですから、本当に驚き、嬉しかったことを覚えています。

その後、多くのご要望をいただき、
このネックレスとピアスは、友人の了解の元、セットジュエリーとして商品化されました。

今では多くの方々の耳元、胸元をキラリと飾り、幸運をはこんでくれているかもしれません。

私にとっても、命が吹き込まれたような
特別なJewelry。個人的にも愛用しています。
(あ!「わたしのも作っていい?」
もちろん友人に許可を得ています!)

心地よく肌に吸い付くような、
そんな重みを感じます。

 

皆さま、またお会いしましょう。
川崎けやき
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“Famille” -家族-
Zelkova.K FINE Jewelry KEYAKI KAWASAKI
Website…www.zelkova-k.com
Instagram…@zelkova.k_fine_jewelry


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川崎けやき

大学を卒業し一般企業に勤めるものの、約半年で転職。転職先は服装や髪型など身だしなみについての規定が厳しい会社で、常に統一美を求められた。しかしせめてもの自己表現として、お気に入りの指輪をひとつ身に着けていたという。そんな中、お客様との接客中に受けた一言に感銘を受け、ジュエリーデザイナーを志すようになる。4年間、働きながら夜間のジュエリー専門学校に通うために、国の助成金も活用した。しっかりと技術を身に着けた後は、友人から結婚指輪のデザインなどを依頼されるようになる。やがてその評判は人づてに広がり自身の名「けやき」の学名から「Zelkova.K(ゼルコーバ・ケイ)」というブランドで独立。都内百貨店でのイベントやギャラリーでの展示販売も多数開催(現在は完全紹介での制作のみ)。ご主人と5歳の息子の3人家族。



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