音楽と少しの光に導かれたもの

音楽と少しの光に導かれたもの。

それは —魂の震え—。

先日、音楽家 内田輝さんと
ミュージシャン 坂本美雨さんが奏でる

“Silent Sign ” 〜14世紀に響いた天上の音楽〜

を聴きに行きました。

ひょんなことから
昨年末に仙台にて行われたお二人のライブのことを知り 次ステージを切望しておりましたが、先日東京にてその願いが叶ったというわけです。

14世紀に考案された鍵盤楽器クラヴィーコード。

静けさの中

内田輝さんが奏でる繊細な音色と
柔らかで透明な美雨さんの歌声。
そしてゆらめく光。

屋久島の『美しい雨』の様を表現した曲では
自然界の恵みと強さを確実に感じつつも

まるでその雨に打たれる自分自身の姿を
探しているような感覚に。

解き放たれた脳とは、こんなにも優しい気持ちをもたらすものなのか。自分自身と対話した瞬間でした。

人間の真ん中に眠っている感覚を呼び起こされる喜びは、実に独特なもの。
無意識の点と点が繋がったような世界。
人はこれを欲しているのだと。

音楽と少しの光に導かれた癒し。
『生きている。』
魂が震えるひとときでした。

✴︎東京オペラシティ 近江楽堂
✴︎内田輝 / Hikaru Uchida @baroquevoice
✴︎坂本美雨 / Miu Sakamoto @miu_sakamoto

またお会いしましょう。
川崎けやき
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