世代別「仕事の価値観」



2020年4月8日
万田夏維


世代によって

価値観が大きく違うからこそ

パワハラという言葉が生まれる

 

 

私は前職でヘアメイクという

専門職に就いていました?

 

 

 

タレントさんやモデルさんを相手に

早朝4時から深夜3時までの撮影なんてのは

当たり前で、

その撮影の中では

特に休み時間なんてものは用意されず

撮影が押していたら

まともに食事の時間もないような

仕事でした。

 

 

 

しかし

私はその環境に不満を持つことはなく

なりたい職業に就き

稼ぐことの楽しさを

十分に味わっていました。

 

 

 

私が弟子入りしたヘアメイクは4名おり

どの師匠も極めて厳しく

そして精密な仕事振りを

背中で見せる方達でした。

 

 

 

「初めまして

宜しくお願い致します!」の瞬間から

常に技術を目で盗み

いつ任されるかわからない緊張感の中で

毎日怒鳴られ、叱られながら

成長させて頂きました?

 

 

 

そして私もようやく

仕事が軌道に乗り

アシスタントを雇えるようになり

私が師匠達に教わったように

厳しくも技術をしっかり学べるよう

アシスタントには配慮していました。

 

 

 

そしてとある撮影の前日

翌日のスケジュール確認をする為

アシスタントに連絡を入れた時

言われてしまったのです。

 

 

 

「あの、、私、、ウツになりました。

辞めさせてください。」

 

 

 

私が良かれと思い行動していた事は

彼女にしてみれば

(彼女の「世代」という方が正解かもしれません。)

パワハラにも近い内容だったのかも

しれないと、占星術を学んだ後の私は

納得しました。

 

 

 

私が師匠から教わったやり方で

下の世代を教育をしていくと

仕事がツライと言って

すぐに辞めてしまう子が多かったのです。

 

 

 

私が厳しすぎるのか、と

周囲に相談してみると

知り合いのスタイリストさんの

アシスタントは

仕事の時間が長すぎる、と言って

親御さんが苦情を言いに来たと

話していました。

 

 

 

この業界はそれが当たり前、、、。

それが通用しない

ということが私には(私の世代には)

理解が出来ませんでした。

 

 

 

占星術的には

年〜年生まれは○○世代というように

ハッキリと分かれた状態で

各世代別の価値観を知ることができます。

 

 

 

価値観というと

とても日常的な雰囲気ですが

言い換えれば

「それを失うくらいなら

死んだも同然。」

というような

強迫観念に近いもの。

 

 

 

各世代が抱えた

その世代ごとの強迫観念。

 

 

 

別の世代には

「え、そんなことが大事なの?」

というような全く理解されない価値観。

 

 

 

近年「パワハラ」という言葉以外にも

様々なハラスメント用語が生まれていますが

各世代がまたぐことの出来ない価値観が

時代の波を作っていくのかも

しれませんね。

 

 

 

それでは明日も人生の指通りでなめらかに〜

夏維


万田夏維

美容師資格を取得後、雑誌やテレビ、CMなどのヘアメイクとして約20年活躍。仕事柄、タレントやモデル等と接する機会が多く、キレイな人をたくさん見てきた。しかし多くの有名人と会ううちに、不思議なことに気づく。「どんなに頑張っていても、どんなにキレイでも売れない人はいるし、頑張っていなくても売れてしまう人がいるのはなぜだろう?」と。また仕事が順調だった人が急にうまくいかなくなる場面にもたびたび遭遇し「不調の原因は本人以外の何かにあるのではないか」と考えるように。そんな時、人それぞれで違うのは生年月日だと気づき、占術への興味が加速する。やがて自分のサロンを開くようになると、人が本来持つポテンシャルを引き出すケアが好評を博す。「美容院から出た時のような‶アガる気分″や‶Happy感″を味わってもらえれば」そんな思いで今日もセッションを行う。



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