トラウマはどこからやってくる？

心の傷・・・。誰にでも１つや２つはある。

心の奥深くに大切に抱えている【トラウマ】。

サロン運営と言う仕事柄、普通に生きている人よりは

【トラウマ】を拝見する機会が多く、人一倍気づきを得るという恩恵も・・・。

トラウマの発生源は？

このトラウマ・・・、どこからやって来るか？気にした事ありますか？

実は、

親子関係からがダントツに多いですね。

ご両親との出来事から刻まれ出来上がっているのです。

親が子供に、しつけと称して叱った言葉が【トラウマ】に変換。

それが引き金となり、心のしこりとなり、トリッキーな思考癖のパターンを形成し、

新たなチャレンジに立ち向かえなかったり、

ある一定の出来事に絡み感情表現や行動を制限してくるのです。

【トラウマ】は、

解決されない限り辛い想いを抱え続けることになります。

当然、親は、子供の為・・・！！。としつけと称して関わることが多いので、

もちろん悪気は無いし、罪意識も無い。

「えっ？まさか？そんな事で？？？！！！」と言うレベルは、あるある話なのです。

こう言う時に、誤解を生まないような「コミュニケーション」ができていれば

問題にならないのですが、忙しい現代人・・・

そのタイミングを外さず応じられるとも言えませんし、実に歯がゆいポイントですね。

ですが、親子という近い関わりで起きている問題を紐解く事って

かなり難しいレベルにハマります・・・。

なので、オススメは

第三者的なカウンセラーやヒーラーを活用してもらうと解決に向きやすくなりますよ。

実際にあった我が家の例でお伝えしてみます。

●それぞれに事情や背景が異なりますので、全てがこの通りではありません。参考としてご覧ください●

息子が留学する直前に、ナーバスになって脈略なく弱音をつぶやいた。

自分でも、なぜこんな弱気になるのか分からないけど・・・って追い詰められた感じでした。

そこで、色々と話を進めて潜在意識を読み取りながら聞いていると・・・

浮き彫りになったのは感情は・・・

「自分に自信がない」「ダメな自分は愛されない」という感覚感情に苛まれていたんですね。

留学という新たなことにチャレンジする時に、【トラウマ】が炙り出されていたわけです。

こんな時は、母の出番です・・・・（トラウマを植え付けた張本人ですが・・・笑）

幼稚園時代、息子は１つ飛び級していたので勉学についてゆくのが大変な事も多かったんです。

その当時、仲良しだった女の子が要領良くなんでもこなす子だった。

ある日、「そんな事もできないの？〇〇ちゃんみたいに出来ないの？」と

息子の要領の悪さを見兼ねて私が言い放ったらしい（母にとっては衝撃事実(⌒-⌒; )

母・・・、余裕で忘れてます・・・・。

意地悪で言ったわけではないし・・・当時を思い返してみると。。。

要領が悪いことで、眠る時間も削って大量のホームワークを頑張らなきゃならない事を、

少しでも回避させたい気持ちからだったんですよね。

ですが、本人は？と言うと

ショックだし深く傷ついた。

↓

自分はママに認めてもらえないダメな子だ。

↓

できる子でいないとママから愛されない

↓

ママの言うように出来ない自分・・・

↓

自信が持てない。

→新たな事にチャレンジする時に、自身のない自分を過剰に感じてしまい

不安が増大で苦しくなる。訳です。

あなたは他人軸？自分軸？

この思考を持っていたことにより、ママに褒めて認めてもらいたい！と言う想いで

頑張るモチベーションに役立ち、確実に結果を手にして「自信」貯金をしていたのですが・・・

結果的には・・・

自分の為に頑張っていた訳じゃなく、ママの為に頑張る。

そして、愛される為に頑張る！と言う潜在意識下での構図が出来ていました。

つまり、

自信を得る為には、ママが認める事を頑張り、出来た自分

そう、【他人軸】ライフだったのです。

これは、自分の為じゃないのでいつまで経っても、自信は満たされることが無いし

自信を持てない感覚が拭えなかった。

この話し合いにより、

自分に自信を持って【自分軸】で歩く事に気付け、問題解決となりました。

親子であるがゆえに、聞いているときは、かなり心も痛みましたが。。。。

相互理解も深まり、潜在意識の書き換えも終え、息子も心晴れやかに無事渡米したのです。

【トラウマ】は、

絡まってしまって自分では解きほぐせない程の問題になっているケースが多く

とても繊細な状態ですが、適切なアプローチ次第で必ずほぐれますので

諦めないで下さいね。

長らくお付き合い下さり有難うございました。