スキー場でアナウンス講師①



2023.02.21
長谷川文


石打丸山スキー場でお仕事

司会やアナウンスで色々なお仕事をしてきた中で、楽しかったものの一つに「スキー場でアナウンス講師」があります。え?スキー場で講師?!と思われるかもしれません。

もう10年以上前の古いお話になってしまいますが、こんな仕事もあったのね、と司会の仕事の幅広さを知っていただこうとブログに書くことにしました。

コロナが流行る前まで、新潟県の石打丸山スキー場の観光口という所にあるチケットセンターの上にDJブースがありました。ここでのおしゃべりは山全体に流れる放送ではなく、DJブースの外に設置されたスピーカーを通してその周りだけに流れていました。ここには、首都圏を中心とした大学の放送研究会やアナウンス研究会に所属する学生たちがスキー場DJ体験をしにきていました。

 

DJブースでアナウンス指導

私のやっていたお仕事は、スキー場DJをしにきた学生たちへのアナウンス指導です。DJブースで好きなことをおしゃべりしていいと言ってもここはスキー場。老若男女たくさんのお客さんが聴いている公共の場です。大学内でやっている発表会とは違います。トーク内容がふさわしいかどうか、またそれぞれのパーソナリティのいいところや改善点をアドバイスしていました。大学生たちは部活の合宿として2泊3日できていました。大学ごとにカラーが全然違うので、とてもおもしろかったです。

ここにはどんな学生さんたちが来ていたのか、どうやってこのお仕事と巡り合ったのか、などはまた次回お話ししますね。

※写真は石打丸山スキー場に1カ月以上いたので、作っていただいたリフト乗り放題のシーズンパス。


長谷川文

東京都世田谷区で生まれ育つ。 大学卒業後、テーマパークに勤務。接客をはじめ、キャラクターの30周年イベントやバースデーなどの企画運営に携わる。館内での結婚式の司会やプレス発表、こどもイベントのMCを経験するうちにかねてから憧れていたアナウンサーの世界へ飛び出すことを決意。 退社後はフリーアナウンサーとなり、結婚式や企業の決算説明会、懇談会などの司会者として活動。感動のお手伝いをする司会の仕事はとても楽しく、現在も司会を通した社会貢献をテーマに活動の幅を広げている。 東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式のコメンタリーガイドとして国立競技場で音声ガイドも担当。 現在は3人のこどもを育てる傍ら、FMふっかちゃんパーソナリティやアナウンス講師として活動。その他、小学校や子育て支援センターなどでの読み聞かせボランティアもしている。


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