ボランティアのはしご②



2023.07.05
長谷川文


公民館だよりの録音

本日2件目のボランティアは毎月発行される「公民館だより」の音訳です。テープへの吹き込みといいますが、文字通りテープ。カセットテープに録音します。

私のこどもの頃はカセットテープが主流でしたが、いまはほとんど見なくなっていますよね。

カセットテープで録音しても、聴くための機器がありません。

ただ、いまでも高齢の方にはカセットテープは人気のようで、小さなラジカセが売れているというニュースをみたことがあります。

公民館だよりの録音は、5人で分担して読み手と機械操作をします。全てをマスターテープに録音した後は、4本のテープに一気にダビングします。

ダビングという響きもなんだか懐かしい。

4本のテープは施設や個人宅へと届けられます。

小さい活動ですが、誰かの役に立っているかと思うとやりがいがありますね。

もしかしたら、パソコンで録音してデータ化した方がよりたくさんの方に届けられるのかもしれないとも思うのですが、メンバーのほとんどが70代ですので、そこはアナログの方がみなさんやりやすいかもしれません。

今日は午前中はボランティアのはしご、お昼を食べて、FMの台本を書いていたらあっという間に下校時間。

この後はこどもたちを習い事へと届けます。


長谷川文

東京都世田谷区で生まれ育つ。 大学卒業後、テーマパークに勤務。接客をはじめ、キャラクターの30周年イベントやバースデーなどの企画運営に携わる。館内での結婚式の司会やプレス発表、こどもイベントのMCを経験するうちにかねてから憧れていたアナウンサーの世界へ飛び出すことを決意。 退社後はフリーアナウンサーとなり、結婚式や企業の決算説明会、懇談会などの司会者として活動。感動のお手伝いをする司会の仕事はとても楽しく、現在も司会を通した社会貢献をテーマに活動の幅を広げている。 東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式のコメンタリーガイドとして国立競技場で音声ガイドも担当。 現在は3人のこどもを育てる傍ら、FMふっかちゃんパーソナリティやアナウンス講師として活動。その他、小学校や子育て支援センターなどでの読み聞かせボランティアもしている。


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