好きな事がわからない時、、



2022.03.04
高木あゆみ


好きな事がわからない、、

そんな言葉をよく聞きます。

その気持ちとってもよく分かります。

私もそんな中の1人だったからです。

私は好きな事を仕事にしたので全く好きな事がわからないというと語弊があるかもしれませんが

仕事以外にやりたい事がなかった期間が長ーくありました。

 

私の拙い経験からそんな時の対処法をお伝えできたらと思います。

結婚後、出産、育児、仕事、妻として、嫁として、私は全てを完璧にこなせる理想の自分に

近づくべく邁進していました。

昭和生まれの私の中には家事を完璧にこなさなくては、、という思いもありました。

24時間という限られた時間の中で自分のやりたい事をするのは到底無理、時間がないし、

好きな料理を仕事にしたのだからそれ以外は贅沢、やりたいと思わない方がマシ、と

当時はそんな風に考え、あきらめる事が当たり前になりました。

やがて好きだった映画を見る事、絵を描く事、ダイビング、写真を撮る事からは遠ざかり、、

 

そして好きな事が見つからなくなった自分が残されました。

息をするようにあきらめる事を続けていたので自分に蓋をていたことさえも気づかない自分が。

 

好きな事が見つからない原因は自分に蓋をしてしまったからと気付いたのは2018年3月26日のことでした。

私にとっては自分発見記念日です。

帰省した際に友人が海にドライブに連れ出してくれました。たまにはリラックスした方がいいよと。

温かな日でレジャーシートに寝転がり、波の音を聞きながら空を見た時に好きだった事を思い出したのです。

あーっと。

   

2018年3月26日のわたしです笑

 

 

自分に蓋をしない事。

これが私の答えでした。

完璧な自分は目指さなくてもいい。出来ない事は手伝ってもらえばいい。自分が手伝える時にやればいいんんだから。

理想の自分はいらないかもしれない。今の自分を精一杯生きれば、、

それから私は少しづつ自分に問いかけるようになりました。無理していないか?本当はどうしたいかと。

 

それからもう一つ裏技!

子供の頃に好きだった事を思い出してみてください。

私はおままごと。やっぱり〜笑

よく母におままごとに夢中になってスカートを泥だらけにして怒られたっけ。

 

 

そして現在、、 早朝にスキンダイビングへ。

静かな海に潜るのは最高のリフレッシュタイムです

 

 

 

 

 

 


高木あゆみ

名古屋出身。キッチンスタジオ『a.h.house』代表 大学卒業後メーカーに営業職として就職、結婚退社、専業主婦期間を経て、得意な事で会社に頼らず自分の能力で仕事をする事を目標に少しづつステップアップを重ね、現在に至ります。 料理は独学です。 仕事内容は食品メーカー、書籍、出版向けのレシピ開発及び撮影、イベントでのクッキングデモンストレーション、食材セミナー、最近では海外向けのレシピ開発のお仕事も増えてきました。 今年の秋からコロナ禍でしばらくお休みをしていた料理教室を横浜の青葉台から逗子に移転し、活動を再開しました。 得意料理はジャンルに捉われない私風の料理。季節の食材やハーブを使って和食やイタリアン、エスニックなど様々なエッセンスを混ぜ合わせた料理が好きです。 プライベートでは二男の母。食いしん坊な家族に日々鍛えられています。


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