Ep19,メイクレッスンをしている人に本当は言いたい



2022.09.16
池内ひろこ


★ブログは1日置き。朝8時にアップします。頑張っているのでぜひ見てね★

 

最近は、よく同業者の方から質問を頂くことが増えました

特にメイクを始めて日が浅い方から
「仕事としてのメイク」について
質問を頂くことが多いです。

一番多いのは、仕事でメイクをしているものの
人にメイクをした経験が少ない方でしょうか。

きっと仕事でメイクをしつつも
自分の中でしっくりこないことがあるのだと思います。

 

 

私自身もまだまだだなと思うことばかりですが
お話を聞いている中で感じたことを書いてみます!

 

 

 

 

まず、仕事でメイクレッスンをするということについて。

特にイメージコンサルタントのディプロマを取った方
(メイクスクールを卒業されていない方)に多いのが
化粧品の知識が少ない上に
持っている化粧品が絶対的に少ないということです。

 

学校にもよりますが
イメージコンサルタントの授業の中で行うメイクの時間は、
以前たまたま見たのが2-3日(6〜10時間程度?)でした。

メイクスクール専門の学校だと
半年〜1年半(少なくとも150時間くらい?)はあります。

 

 

そもそもメイクを習っている時間が少ないので
知らなくてしょうがない部分もあります。

でも来てくださるお客様には関係のないことです。

 

 

話を戻して、、、。
アイテム数が少ない中で工夫して使うのは大切なことです。

でも、お客様に化粧品を持ってきてもらって
それでメイクのレッスンをする人が
本当に多いのですが、

このやり方は私はあまり賛成していません。

 

なぜかと言うと
私が今までレッスンをしてきた中で
自分の肌色を正確に把握している方は
まずいない

 

ほとんどの方が自分の肌より白いファンデーションを使っていて
顔だけ浮いています。

間違った色のファンデーションでレッスンをしても
仕上がる顔は肌色に合っていないベースメイクです。

習うに値する効果が出ません。

 

特にベースメイクは肌色と合わせることが重要なので
メイクレッスン時に
「お持ちの化粧品を使ってメイクします」

と言っているレッスンを見かけた時は
個人的には「ん?」と思います。

 

 

 

でも、化粧品はこだわればこだわる程
お値段が高いものが多い。

特に何かしらのスクール(イメコンのスクールなど)を卒業した直後
お金がない中で化粧品を買い揃えるのは大変です。

 

それでも、やはり。
こういった事情は来てくださるお客様には関係のないことです。

 

じゃあどうするか。

 

1つのアイテムで
どこまで汎用性の高いアイテムを見つけられるか

だと思うのです。

 

つまり、
「たくさん買って色や種類を揃えろ!」

という話ではなくて
少ないアイテムの中で
多くの人が使いやすく、合わせやすいアイテムを見つける
目を養うこと

ここにメイクレッスンをすることの意味というか
専門家としてのオリジナルの視点が発揮されるのではと思います。

 

メイクレッスンをするのに
「化粧品が高くて種類を揃えられない」のではなく
「汎用性の高いアイテムを見つける目を養うこと」

それこそが専門性じゃないかなー
と思います。

 

 

でも、やり方は人それぞれで
正解不正解はない!

私個人のマニアックなこだわりのお話です。
でも細部へのこだわりが質を高めると信じています。

 

Instagram
https://www.instagram.com/hiroko_ikeuchi_p/
フォローしてもらえたら励みになります

 

============

池内ひろこ(いけうちひろこ)
パーソナルメイクトレーナー

「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、
1,800人以上の女性を美しくしてきた。

美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。
現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとして美容に関する執筆を行う。

2022年3月にはミネラルコスメのパイオニアである
bareMineralsとガンと向き合う女性のためのセミナーにて講師を務める。

============


,,,,

池内ひろこ

「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、1,800人以上の女性を美しくしてきました。 「メイクで美しくなって、自分を好きになり たい!」そう思ったのがメイクの始まりでした。 独立後、夢中で仕事をこなし、コンテストのバックステージディレクターを勤めるようにまでなりました。そんな波に乗り始めた35歳の時、乳ガンと判明。右胸を失いました。 一部欠けた身体は 醜く、自分の身体を直視できない日々が続きました。 しかし、「失ったものを嘆くのではなく、今在る美しさを愛したい」と強く思うように。 どんな状 態であっても、「自分の美しさは、自分が決めるもの」です。それは、メイクも同じです。 私のメイクが、あなたの明日に繋がるお手伝いができたら良いなと願っています。


- New Posts -