No69,眉から考える性格
池内ひろこ
★ブログは1日置き。朝8時にアップします。頑張っているのでぜひ見てね★
寝込んでいる間、何もできなかったので
「これは中国ドラマを観る良いチャンス！！」
と思い直し、こちらを観ていました。
如懿伝！（ニョイデン）
中国の歴史ドラマで後宮が舞台です。
衣装やセットがめっちゃ豪華！
いろんな美人が出てきて眼福！
最初はストーリーに夢中だったのですが・・・・
ちと話が長い！！
全87話もあります。w
そのうち、ストーリーよりも
登場人物のキャラクターとメイクの関係が気になり始めました
職業病です。
でもそういう視点で見ても、このドラマって秀逸なんです。
例えば、皇后。
すごく真面目で規律を重んじる性格の彼女の眉は
かなり直線的。
元々の骨格を見ると
オリジナルの眉はこんなに直線的ではなさそうなので
役に合わせて眉の形を変えています。
皇后の真面目なキャラクターを表現する
素晴らしい眉の形です。
クラスで委員長とかやってそうな優等生タイプ。
もし曲線的な眉だったら
ただの優しい皇后になっていたと思います。
次に喜貴人（カキジン）。
この人はドラマの中で、ズル賢いタイプ。
自分の手は動かさずに、
告げ口だけで他人を言いなりに動かしちゃうタイプです。
そういうズル賢さは
眉と目の距離を縮めて、眉頭を少し内側に入れると
演出することができます。
実際、よく見るとそういう眉になっているんですね。
逆に、目と眉を全体的に話すと
ちょっと間抜けちゃんなかんじになります（笑）
彼女は気分屋のお嬢様役。
眉が短めで子供っぽい眉をしています。
実際に、かなり子供のような無邪気さと
わがままを持った性格をしています。
こんな感じに役にあったメイクが計算されていて
それがキャストとガチっとハマっているので
パッと見だけでキャラクターが伝わってくるんですね。
「なんとなく、この人頭良さそうっだな」とか
「なんか、真面目っぽいな」とか。
もちろん話かたや、話す内容もその人たらしめるのですが
メイクはこの“なんとなく”の部分を見た目から伝える力があります。
私たちの普段の生活の中で
ここまで外見を武器に、印象を考えている人は
あまりいないと思います。
でも、そこを知って活用することができたら
自分の可能性を広げることができる。
例えば、怖く見られることを気にしている人は
眉の距離を広げたりとかね！
メイクってただ塗るだけのものじゃない。
印象をつくったり、変えたりすることもできる。
むしろそこがメイクの本領かなと思います。
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池内ひろこ（いけうちひろこ）
パーソナルメイクトレーナー
「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、
1,800人以上の女性を美しくしてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。
現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、
コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとして美容に関する執筆を行う。
2022年3月にはミネラルコスメのパイオニアである
bareMineralsとガンと向き合う女性のためのセミナーにて講師を務める。
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