エンディングノート②
内野順子
こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。
前回は、「エンディングノート」の意義について述べました。今日は、「エンディングノート」を書くときのポイントをお話しして行きたいと思います。
*法的効力はない
遺言と違い、法的な効力は一切ありません。が、逆に言うと、だからこそ気楽に書いていいんです。「書くぞ〜」と構える必要はなし。自由に書いて構いません。今はいろいろなエンディングノートが販売されていますが、安いものでOK。大学ノートでもいいし、葬儀社などでもらえるものでも大丈夫です。
*エンディングノートのメリット
メリットはいろいろありますが、特に挙げるなら、
①自分に万一のことがあった時家族が困らない
②日常生活の備忘録になる
③家族や友人に対する気持ちを伝えることができる→グリーフケアにつながる
ということでしょうか。グリーフケアについてはまた追ってお話しします。
*下書きのつもりでとにかく書き始める
構えず気楽に書き出しましょう。埋められるところ、すぐにわかるところから書きます。面倒になるのは、知人の連絡先などを調べなきゃと思っちゃうから。携帯片手にとりあえず電話番号だけで構いません。
*元気な時に書く
大事なのは「健康なうちに書く」ということ。病気などで切羽詰まると、精神的に書く気が起きなくなってしまいますので、何の心配もないうちに書きましょう。
次回に続きます。お楽しみに!
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