四華花って?



2023.08.01
内野順子


こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。

8月に入りましたね!

いよいよ、アコガレニストの任期もあと10日。 あっという間の半年間。最後までしっかり務め上げます。皆様よろしくお願いします。

昨日の福岡県太宰府市、大きな虹が出ていました。

さて、このブログでは時々、仏具についてもお話ししていますが、「四華花」をご存じですか?

これです。

お通夜やご葬儀で見たことがある、と言われる方も多いはず。「しかばな」と読み、元々はお釈迦様が亡くなられた時、あらゆる植物がみなその死を悼み、沙羅双樹(さらそうじゅ)の真っ白な花がお釈迦様のお体に降り注いだという古事を基にしています。

これが沙羅双樹の花。

地方によっては、ご葬儀の後ご出棺の際に、小さな四華花をご遺族が持って行かれることも。

ご葬儀で使われるものは、 白い紙に横に切り目を細かく入れ、細い棒もしくは竹串に巻きつけたものが一般的。中には銀色のものなどもあります。 故人様への弔いや、悲しみの気持ちを表わす大切な葬具なのです。

もうすぐお盆。初盆を迎えられるご家庭もおありでしょう。葬儀社さんも、通常のご葬儀に加えお盆の準備と、忙しい時期に入ります。


内野順子

大学在学中にアナウンスサークルに所属しブライダル・イベントの司会を始める。 以来、約8,000件の披露宴、約1,000件のイベントで司会を務める。 40代から葬儀司会に携わり、現在年間250件以上の葬儀司会に加えイベントも務めるマルチ司会者として活動中。 葬儀では、温かな司会をモットーとし,終活カウンセラーとしても活動、司法書士や行政書士などとコラボし、セミナーを定期的に開催。 2022年4月、葬儀で垣間見る家族や友人らとの心温まるエピソードを綴った著書「また、いつか。葬儀司会者が見た人生・愛・終活」を全国出版。 福岡県太宰府市在住。家族は28歳の長男。


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