もしも地震がおきたら、なるべく早くするした方がよいオススメなこと
内本雅
いろいろな分電盤
突然ですが、質問させてください。
1.『分電盤』ってご存じですか?
2.その分電盤がどこにあるかご存じですか?
3.その分電盤のブレーカーを落とす(OFF)ことはできますか?
この3つの質問すべてが「YES!」と答えられたあなたは、花まるです
もし、3つともYESと答えられなかった人は、写真のようなものがおうちのどこにあるか見つけておいてくださいね。
もし、地震がおこったとき、ガスは、震度5以上で自動的にガスメーターでガスの供給がストップします。
ですが、電気は、分電盤を新しく機能の付いたものに変えなければ、勝手に止まることはありません。
なので、大きめな地震が起こったら、分電盤のブレーカーを全部落とすようにしてください。
そして、地震が起きたら、ブレーカーをすぐに上げずに、様子を見てください。
部屋の中の家具などが倒れたりしたときには、ブレーカーをすぐに上げるのは危険です。
Panasonicのパンフレットより
なぜなら、壁の中で電線が切れかかっていたり、
コンセントにさしている家電製品が外れかかっていて、
そこに何かが接触していたり、
どちらも、ブレーカーを上げたとたんに、火災につながります。
地震のあとにブレーカーを上げることを通電するといいますが、
写真のように地震のあとに通電して火災になるケースがかなりあるといわれています。
ですから、そんなときは、電力会社さんに連絡をして、確認してもらってから通電するのがいいでしょう。
トルコでも大きな地震がありましたので、こんなことをつぶやいてみました。
地震大国日本ですから、対処の方法は知っておくことに越したことはありませんね。
ちなみに、分電盤にも寿命がありまして、目安は13年といわれています。
リフォームのタイミングなどには、分電盤も交換することを検討してもいいかもしれません。
また、『感振ブレーカー』を後から付け足すことで、震度5以上になると電気が止まるモノもできました。
これらを活用するのもいいかもしれません。