西向くサムライ
雨宮睦美
2月と3月は日にちと曜日が同じ
短い2月がもうじき終わります。先日美容院に行った際、「次回のご予約はどうしますか」とアシスタントの方がカレンダーを持って確認しにきました。「そうですねえ、どうしようかな、ああ今年の3月は日にちと曜日が2月と同じなんですよねえ」「ええええ?そうなんですか?」「え?だって28日だから7日かける4でちょうど…」「えええ?ホントだ!初めて知りました!」「初めて?今までもそうじゃない。うるう年以外は」「うるう年って長いんでしたっけ」「1日ね」
4年間のうち3年はこうなのに、全く気づかなかったそうです。そんなことあるんですね。
見てると楽しいカレンダー
用がなくてもカレンダーを眺めるのって楽しくないですか?絵や写真がきれい、とかいうこととは別に。ああ今月は火曜日が5回あるのかとか、土曜が祝日だと振替休日がないから損した気分だとか、仏滅と大安はいいとして友引とか先勝ってなんなんだろうとか、海外のものだと、うわ、equinoxってなんだっけ習ったような、とか・・・
31日まである月と30日(あるいは28~29日)しかない月がある、ということも何かうれしくて、ずっと「西向くサムライ(2,4,6,9,11)小の月」と唱えて遊んでいた記憶があります。
辞書でも住所録でもチラシでも、とにかく文字が書いてあれば何でも読みたかった子供の頃からのクセですね。ああ、だから今でも迷惑メールを読んでは「日本語のここが変だ、惜しい」などと言ってしまうんだわ。