お仕事レポート②
雨宮睦美
先週のリアルインタビューと打って変わって、昨日今日はオンラインでの座談会。昨日がミーティング含めて朝9時から19時まで。今日は昼の13時から22時近くまで。もちろん間に休憩はあるんですけど、そこでいろんな他の業務や用事をこなさなくてはいけません。猫の餌をやったり銀行へ行ったり電話をかけたり受けたり、別なプロジェクトのミーティングがあったり、そして何より大事な食事の準備!朝のうちにご飯を炊いて味噌汁を作って、きんぴらの野菜を切るところまでなんとかこぎつけたので、夜休憩(17時40分から19時)の間にギリギリ食べることができました!
きんぴらはさておいて、今日はそのオンライン座談会がどんなものかをご紹介します。
今回のテーマは食品でした。新たに発売を予定している商品の受容性を確認するために、4人ずつ6つのグループの人たち(合計24人)に、2時間のインタビューを行いました。昨日3グループ、今日も3グループ。
年代はこのくらい、対象になるカテゴリの商品を一定の頻度で食べている人。子供がいる家庭の方、いない家庭の方、単身者男女。どういう人を招集するかの企画、対象者の方々への連絡、オンライン操作のサポートなどは調査会社が担当する領域で、私の役割はその進行フロー(台本みたいなもの)の作成、集まった人に対してのインタビューの実施と、結果をまとめる報告書の作成です。
クライアントとの事前の打ち合わせで市場環境や目的、確認したい点などを聞いた後、進行フローを作成します。相手のセリフは未知数ですが、このパートでこういう質問をして、この辺を突っ込んで聞く、ここではこういう資料を見せて印象を聞く、など、全体の段取りや時間配分を決めます。先週リアルでやったインタビューでは、この進行フローがクライアント作成のもので、しかも英語版で(インタビュー自体は日本語で行う)、しかも当日渡されての実施でしたから、かなり手に汗握る感じになりました。自分で作るのは面倒ではあるけど、自作自演のほうが絶対に楽。
何度かのやり取りを経てフローの内容が確定したら、あとは本番です。とにかく聞く、聞く、聞く。今回はZoomを使用して、私がインタビューしている様子をクライアントはライブストリーミングで視聴している。途中で「この人にこれも聞いて」とか、「さっき●さんがこう言っていたけど、その理由を確認して」とか追加の指示が入ってきます。正直うざい。でもしょうがないから対応します。
4人に均等に聞きながら、ところどころ笑わせたり、緩急つけて飽きさせないように工夫したり、とにかく時間は守らないといけないので、時計を気にしつつ、でも上の空にならないように、聞く、聞く、聞く。
今日は21時に3グループ目が終了し、もうその時点で私は抜け殻みたいになっているんですけど、別室(Teams)に用意されたクライアントとの振り返りミーティングが繰り広げられます。総括してどうか、とか意見を求められても無理だから。断片的に印象に残ったことは言えますが、正直に「今の私は放心状態ですので、状況を俯瞰して振り返ることができません。あしからずご了承ください」とお伝えしました。1日に6時間ってかなり負荷かかるんですよ。ほんともうつらいのよ。
明日からは報告書作成の作業が待っています。21日からは次の本番が始まってそのままドドドと月末になだれ込んでいくので、早いうちにできることはやっておかないとあとで大変なことになるのは目に見えています。今月インタビューの予定はあと22セッションあるのです!ひえー