一部が全部であるというお話
岡田まりこ
仕事においてもプライベートにおいても「属性」ってあると思います。
例えばプライベートでいうと、「30代」とか「女性」とか。(これはプライベートではない気もしますが。)
仕事でいうと「ライター」とか「公務員」といったものです。
最近思うのが、「うちの業界ってやたら単価安いのよね」みたいな声について。
これは、色々な要因があると思います。単純に費用をかけられない業種っていうこともありますし、
業界自体が下に見られているという可能性もあります。
しかし、一つあるなと思うのが、その属性の「人」がその属性の印象を作っている、ということです。
例えば、私はWebディレクターなので、Webディレクターを例に挙げてみましょう。
仮にものすごく適当な仕事をしたとしたら「Webディレクターは悪」といった、
「私」ではなく「Webディレクター」という属性の印象が一人歩きします。
そして、その印象が、多くの人に伝わり、業界の印象として捉えられていたりします。
でも、それって仕方のないことですよね。
ニュースで「高齢者の交通事故が多い」という問題がありました。
あのニュースは、「高齢者でもきちんと運転している人もいる」という意見ももちろんあります。
しかし、何か問題を起こした「一部」が全部を作り出しているのです。
ゴキブリが1匹でたら100匹いるというのと同じですね(違うか?笑)
結局一部は全部であることは仕方ないと思うので、
その属性のイメージを変えたいのであれば、その属性の「人」が変える努力をしていかないとな。と思います。
***Web×PRプロデューサー 岡田まりこ***