一部が全部であるというお話



2022.05.12
岡田まりこ


仕事においてもプライベートにおいても「属性」ってあると思います。
例えばプライベートでいうと、「30代」とか「女性」とか。(これはプライベートではない気もしますが。)
仕事でいうと「ライター」とか「公務員」といったものです。

最近思うのが、「うちの業界ってやたら単価安いのよね」みたいな声について。
これは、色々な要因があると思います。単純に費用をかけられない業種っていうこともありますし、
業界自体が下に見られているという可能性もあります。

しかし、一つあるなと思うのが、その属性の「人」がその属性の印象を作っている、ということです。

例えば、私はWebディレクターなので、Webディレクターを例に挙げてみましょう。
仮にものすごく適当な仕事をしたとしたら「Webディレクターは悪」といった、
「私」ではなく「Webディレクター」という属性の印象が一人歩きします。
そして、その印象が、多くの人に伝わり、業界の印象として捉えられていたりします。

でも、それって仕方のないことですよね。

ニュースで「高齢者の交通事故が多い」という問題がありました。
あのニュースは、「高齢者でもきちんと運転している人もいる」という意見ももちろんあります。

しかし、何か問題を起こした「一部」が全部を作り出しているのです。

ゴキブリが1匹でたら100匹いるというのと同じですね(違うか?笑)

結局一部は全部であることは仕方ないと思うので、
その属性のイメージを変えたいのであれば、その属性の「人」が変える努力をしていかないとな。と思います。

 

***Web×PRプロデューサー 岡田まりこ***


岡田まりこ

名古屋出身。18歳で東京に上京。早稲田大学卒業後、ITベンチャー企業に就職し、Webディレクターとして勤務。100社以上のホームページを制作しました。 その後部署異動で、コールセンター、経営企画、経理、法務など幅広い分野を体験しました。 22歳〜27歳の間は毎月のように残業150時間以上を体験。男性社員に混じって会社の床で寝たことも多数あります。 28歳のタイミングで、このままの働き方で仕事もプライベートも家庭も子育ても充実させることができるのだろうか?と思いたち、動ける間に新たなチャレンジをすることを決意。 独立にむけて勉強しはじめました。 現在は個人でWebマーケティングやSNS、広告、PRに携わる仕事をしています。 2018年に結婚。2019年には長男を出産。「全部取りの人生にする」をモットーに活動中。


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