100年続く会社にしたい
三宅聡子
私がフリーランスになりたての頃にお世話になった
ブライダル撮影の会社様からのご依頼で、
就活写真スタジオのブランディング動画を制作させていただきました。
職人肌でこだわりのある社長さま。
「ぜひ、この音楽で!」とご提案された音楽は、
ワーグナーのタンホイザー序曲。
オーケストラの演奏が壮大すぎる…
この音楽に見合った映像作りには、
正直頭をかかえました(笑)
けれど、社長の想いやこだわりは
痛いほどにわかるんです。
「ただの証明写真かもしれない。
単価も安いけれど、僕たちは手を抜けない…」
たった一枚の小さな写真でも、こだわりを持って撮らなければ、
手抜きしたら自分じゃない、
アイデンティティを失ってまでやれない…
そんな感覚なのかもしれません。
他者からしたら、
そんなことはどうでもいいことかもしれない。
だけど、長く続けていくには、
自分の気持ちを鼓舞してくれる
その、こだわりがすごく大事だったりします。
そのこだわりをわかってくれる方に、
届けられたらなって、心から思います。
自己満足で終わってはいけないけれど、
周りがどうあれ、
自分の信念、企業の理念はこうだ!
それを伝え続けることがブランディングにつながります。
社長の「100年続く会社にしたい」という想いが、
叶うと信じて。
次回は、ブランディングについてお話しさせて
いただきますね。それでは。