麻薬に匹敵するストーリー の力
三宅聡子
前回、ストーリーはなぜ記憶に残るのか
というお話をさせていただいたのですが、
今日はその続きです✨
青春ラブストーリーを聞くと、
胸がキュンとなって、
ちょっと甘酸っぱいような、
爽やか気持ちになりますよね。
この時脳内は、
多幸感をもたらす
神経伝達物質のドーパミンが
大量に放出され、
「快楽」を感じています。
実際に体験していないにも関わらず、
イメージによって、
体験した時と同じ脳が動き、
快楽を感じるためなんです。
さらに、
ドーパミンは、記憶にも作用し、
麻薬と同じような中毒性があるので、
何度もストーリーを見たくなるんです。
ある研究によると、
人間は論理的な事実に比べて、
ストーリーで聞いたの方が
22倍も記憶に残りやすい
という研究結果もあるんですよ。
ビジネスを的確に伝え
共感していただくために、
ストーリーを使わない
手はないですよね。
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かの有名なスティーブ・ジョブスは、
世界最高のストーリーテラー
(ストーリーを語る人)
と言われた人でした。
「製品を売るな。夢を売れ」
アップル製品が
ファンを魅了し続ける理由は、
優れた技術力やデザイン力は
もちろんのこと、
新製品発表時の、息を飲むような
ストーリープレゼン力
によるものです。
このストーリーの力を使って、
何を伝えましょうか!?
それでは、また!