【My History①】専業主婦からのスタート

テーマ：my history（私の軌跡）

メガネと帽子のスタイリスト　里和（さとわ）です＾＾

どうやって今の仕事を始めたの？
と聞かれることがとても多いので、

今のお仕事をすることになった経緯を
何度かに渡って綴ってみようと思います。

社会人経験豊富な方からすると
あまい！と思うところもあるかもしれませんが
温かい目で読んでくださると嬉しいです。

始まりは社会人経験ほぼゼロの専業主婦

メガネと帽子のスタイリストとして
お仕事をしていると
経歴を聞かれることがよくありますが、

大学は経営学部卒で
服飾の会社で働いたこともありません。

それどころか、
結婚で大阪から関東へ行くことになり
新卒で入社しましたが、たった半年で退社。

結婚後、再就職しようと思ったものの
すぐに妊娠し、そして出産。

そのころは、超が付くほどの就職氷河期。
赤ちゃんがいて、しかも社会人経験が乏しく
就職活動が相当厳しいと予想されることや、
就職できたとしても
お互いの実家が遠く頼れる人がいない中、
バリバリやっていく自信がなく
そのまま家庭に入りました。

1人時間のための趣味で始めた帽子づくり

それなりに平和にやっていたんですが、
どうも体の調子がおかしい。
微熱が続いてたんですよね。

病院で検査してもらい医師から言われたのが
「少し一人の時間を持ってみたら」
ということでした。

大学卒業後の1年半で
就職・引っ越し・結婚・妊娠・出産と
変化が目まぐるしすぎて
ついて行けてなかったようです…。

そこで、夫と相談し
子供を託児所に預け
週に1回3時間程度の自分時間を作ってみると
あっという間にけだるさがなくなりました。

自分の体のげんきんさにも驚きでしたが(笑)
家庭とは別の何かがあることの
必要性みたいなものを感じ、
自分のペースでできる趣味を持とうと
思ったきっかけにもなりました。

そこで、
当時、サイズが合わずかぶれる帽子がなかったことから
帽子づくりをしてみようと思い、
都内の帽子教室に通うことにしました。

自分を大切にすることが未来を拓く

とはいえ、
子供を預けて習い事をするのは
躊躇しました。

働いてもないのに、いいのかな、って。

すると、
夫が背中を押してくれたんですよね。
「とりあえずやってみたら」って。
あの言葉には、すごくホッとして
明るくなりました。

とはいえ、やはりお金はかかります(笑)
託児所代や帽子教室の月謝などで
そのころの私の貯金は
ほとんどなくなりましたが、
お金ではないものを
たくさん得ることができました＾＾

家族のことや子供のことで
自分のことが後回しに
なることが多いと思いますが、
時には自分自身を中心にしてみることで
開けていくこともあるんだなぁ、
と今改めて感じています。

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