亡くなった方と話をする
黒田彩月
ダイレクトですが、お墓について
お盆の時期ですので、それにちなんだ話をしてみようと思います。
怪談話ではありませんので、怖くはないと思います
普段、私は養成講座のほかには、スピリチュアルセッションをしています。
スピリチュアルの中にもジャンルはいろいろありますが、
「ミディアムシップ」ということもセッションの中で、ご要望や必要に応じて行っています。
これは、亡くなった大事な方とお話をするということを限定する呼び方です。
亡くなった人の方に私がお話を伺って、クライアントさんにメッセージをお伝えします。
中継ぎ役をする人のことを「ミディアム」と呼ぶのです。
ミディアムの元来の役割は、人は亡くなっても終わりでないことを知らせていくことでしたが、
私は、人に安らぎをもたらし、少しでも苦しみが軽くなるお手伝いになればと思っています。
それでね、たまにご相談をうけるのですが、
『お墓をどうしたらいいでしょう。』
『お墓参りができなくて、心苦しいんです。』
お墓参りはする人、しない人といるでしょうし、
帰省がしにくい現在は、とくに遠のいているかもしれませんね。
お墓参りはしなくてはいけないものではありません。
お墓自体、これからは減っていくと思います。
が、
結論から言うと、あるならなるべくした方がいいと感じています。
行くことができなくても、思う気持ちが大切です。
お墓参りできなくて心苦しく思う方は、普段からあちらに行かれたご家族やご先祖さまを
気にかけているのでしょう。
そのような方には「心の中で、話かけてあげてくださいね。
行けるときに行けば大丈夫ですよ」とお伝えします。
お墓って、あちら側と通じ合いやすくするための窓口ではあるんです。
でも、あの有名な歌にもあるように、亡くなった方たちは
「そこにいません、眠ってなんか~いません~」
なんです。
ミディアム的に言うと、一年中コンタクトをとっているので
いつだってこちらに来られるわけです。
でも、お盆だけ、お彼岸だけというのははないにしても、
そのような時期はこちらとあちらのつながりが近くなっているので、
色々な存在が行き来しやすい時とは言えます。
私は子供のころから亡くなった人が来ることが多かったので、
確かにこの時期は騒がしくて、夜はよく眠れませんでした。
今はコントロールしているので大丈夫です。
それから生きていた時の概念を持っていっていると、その時期に合わせてきたりします。
ご本人のお誕生日やご命日に合わせて来たりするケースもよくあります。
こちらの思いとのコラボでもあるんです。
記念の日だと、やはり残された方も思いを飛ばしているでしょうから。
心って本当に通じるんですよ。
これまでの経験の中で、よく覚えていることがあるのですが、
ちいさなお子さんを亡くしたお母さんと、たまにお話しすることがありました。
亡くなったお子さんの方とは頻繁に話をしていました。
ある日、その亡くなったお子さんが女性を連れてくると、
その女性はその子のおばあちゃんだとすぐに感じました。
ミディアムシップをする場合は、クライアントさんには最初は話をきかず、
亡くなった人に情報をきいてそれをお伝えします。
おばあちゃんと思われるその女性に聞くと、○〇(ご病気、体の場所など)で亡くなったこと、
当時のことなどをお話ししてくれました。
その情報やキャラクターのようなもの、私が知るはずのない情報をクライアントさんにお伝えすると、
納得できて、この女性は本当におばあちゃんにあたる人だとわかるのです。
そして、おばあちゃんは恥ずかしそうにすこし後ろに下がり気味に、もじもじとしながら
「私は別にどうしてもってわけじゃないんでけどね・・・」と言います。
ですが、お子さんのほうはちょっと勢いのある言い方で
「何かわすれてなーい?最近田舎に行ってないよね。ちゃんとしてあげてよ。」
とお墓参りだろうな、と思うことを訴えてきます。
お伝えすると、クライアントさんであるお母さんは、
すっかりおばあちゃんの何回忌かのことを忘れていたと、
その時に気づいたのでした。
地方にあるご実家でしたが、そのあとご家族でお墓参りに行かれたということを
後日、報告してくれました。
亡くなった人の思い
でもね、決してみんな怒ってはいないんですよ。
忘れられたらやっぱり「さみしい、悲しい・・・」かな。
法事などをしてほしいという感じなのは、ご自分のためではなくて
生きているみんなが、普段は離れていても
集まって仲良くする機会を持ってほしいからだとききました。
あちらへ行った方が、みんな言うのは
「自分は楽になったから、楽しくやっているから心配しないで」ということです。
セッションをするとあちら側から見守ってくれていて、
いつもいつも愛でいっぱいなことがわかります。
こんなに思ってくれているとわかって、私だってグスンとなってしまいます。
この世にいたとき不器用で愛情をうまく伝えられなかったり、仲良くできなかったりしていた場合は
謝ってくることも多いです。
あちらに行くと、自分の行いもわかるようになっているのです。
あちらから見て、気になることを伝えてくれることもあります。
神様よりも何よりも、私たちの一番近くでときにはやきもきしながらも
いつも見ていてくれて、応援してくれているのは
ご家族、ご先祖さま、そのほかあなたにとって大切だった方たちなのです。
「いつもありがとう」って、ぜひ伝えてみてくださいね☆
今日も読んでくれてありがとう♡
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