芸術三昧の続き
黒田彩月
少し前、1人芸術週間のようになっていたのですが、
音楽、絵を描く、ときて
次は文化芸能。
お能のシテの無形重要文化財保持者の方の
お話を聞く機会がありました。
自分の中で「能」は日本文化芸能の中で
雅楽や歌舞伎、狂言よりも、
もっと知識がなく、遠い存在でした。
お笑いネタで
「そろりそろり」のやつかと思ったら、
あれは「狂言」です。
お面のことを「おもて」と呼ぶそうですが、
般若や、翁、女(にょ)をどこかで見たり
言葉で知っているくらいかもしれません。
どんな時にどれを使うかということが
あったり、、、
翁はお爺さんの役というより、
御神事をする人ということみたいです。
お能はわからないと思っていましたが、
知ってみると楽しめるかもと思えてきました。
基本的な情報って大事ですね。
それから、お能が難しいと感じる理由もわかりました。
お能はできるだけ、無駄な動きをしないそうです。
それで、観ている側が五感を駆使して感じ取ってほしいと
お話しされていました。
そして、演じてる方も「自分」というものを抑えるのだそうです。
芸術というと「その人らしさ」みたいなものを表現するんじゃないか
という印象を私は持っていました。
ですが、自分を抑えるということは
昔から伝えられているお作法、たたずまい、何もかもを
何も混じることなく純粋に表すことができるのかなと感じました。
ただ、せっかくすばらしい伝統芸術、芸能は公のサポートだけでは
足りないのだそうで、
能楽堂などはだいたいが個人のお宅に所有していて
修繕費が大変なのですって。
個人レベルでできることは
少しでも興味を持って知ることと
舞台を見てみることですね。
日本人の心も、古代にまでさかのぼり
ルーツがあると思いますし、それを失いたくないものです。
いまこそ、見直す時でもありますね。
いつも読んでくれてありがとう。
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黒田彩月
スピリチュアルトレーナー・多次元カウンセラー・ミディアム
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