プレゼンテーションは人生の縮図



2022.09.18
後藤清安


アコガレニスト5期の後藤清安(せいあん)です。

アナウンサーとしてのお仕事の他に、私が多くの時間を割いているものに

【プレゼンテーションのサポート】があります。

(今はこちらの割合の方が高いです)

 

個別コンサル&トレーニングや公開研修のアシスタント、財団のプロスピーカー育成、

起業家のためのプレゼンテーション大会の運営・プレゼン作成支援など、

これまでに3500人以上の方々のサポートをしてきました。

 

 

プレゼンテーションと聞くと、「私は人前でプレゼンする機会もないし・・・」

と、ご自分とは無縁のモノと思われる人もいるかもしれません。

しかし、さにあらず。

社内や社外で企画を通すためとか、ビジネスプランコンテストに出るとか、

大勢の人の前でプレゼンすることだけが、プレゼンテーションではありません。

 

私たちは、どんなお仕事でもプライベートでも

自分以外の人たちと関りを持って生きています。

ということは、日常的に「自分の想いを伝える」必要がありますよね。

つまり、私たちの日常のコミュニケーションすべてがプレゼンテーションなのです。

 

プレゼンテーションとは、自分の想いを言語化することであり

人と人とをつなぐ大切なコミュニケーション手段です。

 

もっと言うと、言葉だけではなく、声や表情、雰囲気など

非言語も含めて伝わっていくものです。

同じことを言っていても、話し手の心の在り方が変わると

伝わり方も違ってきます。

 

不安だな、とか

どう思われるんだろう、とか

カッコよく見せたい、など

ベクトルが内向き(自分に向かっている)状態だと

相手の心に届きづらい。

 

逆に、不器用でも相手のために一生懸命伝えていたり、

等身大で飾らずに話せていたら、

共感を得やすいプレゼンテーションになります。

 

まさにプレゼンテーションはやり方よりも

「在り方」が伝わるもの。

 

また、想いを言葉にすることによって

自分自身の腑に落とすことができます。

プレゼンテーションすればするほど、想いが確信に変わり

信念となって現実を創ります。

 

つまり

プレゼンテーションは人生の縮図 なのです。

とっても奥深い。

とっても面白い。

磨く価値のあるものです。

 

ぜひ奥せず、どんどんアウトプットしてみてくださいね。

 

 

 


後藤清安

東京下町出身。 大学卒業後、RAB青森放送にアナウンサーとして入社担当番組で最高視聴率20%超を記録。2年間続けたゴミ問題の取材活動において民間放送連盟北海道・東北ブロック優秀賞を受賞。8年局アナを経験したのち、自己成長のためフリーになり、フジテレビ「スーパーニュース」リポーター・ナレーション、政府系式典・日本経済新聞社主催各種シンポジウム司会など多数担当。 しかし、将来のビジョンが描けなくなり悩む日々の中で選択理論心理学と出会い使命が明確になる。2009年~青森への恩返しために株式会社あおもりSEIANを設立。 地域の輝くリーダーを育成するプロジェクトを発足し、起業家育成のプレゼンテーション大会などを数々開催。思いに共感した仲間が増え続け楽しいリーダー集団が形成されている。誰もが想いを言語化して自分らしく語れるように「話し方Labo」を主宰し、多くの経営者やビジネスパーソンの伝達力向上にも貢献している。


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