インドの詩人タゴールの詩
田中壽美子
皆さん、ごきげんよう!!
ライブコマース経営コンサルタントの田中壽美子です。
インドの詩人タゴールが、アジア人初となる
ノーベル賞を受賞して今年で110年になる。
彼は、40歳で最愛の家族を次々と亡くす
悲哀を乗り越えた。
自らの詩に綴った仏典の説話がある。
父が亡くなった時、友人が教えてくれた
説話に救われる思いがした。
今年は父の3回忌
昨夜、ふっと、この説話を思い出した。
/わが子を病で失い、悲嘆のあまり「生き返らせる薬」
を求め歩いていた母親に、釈尊は言った。
「よい薬をあげよう。ケシの種をもらってきなさい。
ただし、今まで死人を出したことのない家から」
母親は町中に家々を必死に尋ね回るが、
死を免れた家など一軒もなかった。
ついに、母親は理解する。
死別の悲哀を抱えていない人は誰一人としていない、
自分だけではないのだ、と。
母親は生死という人生の根本命題の探求に目覚め
仏道にはいる/
自らの悲しみを語り歩く先々で、
話を聞いてもらえた。
同じ苦悩を共有できた。
「同苦」してくれる人がいる。
それだけで、希望の源泉になれた事を示していると思う。
励ましの絆は素晴らしい!!
いつも、最後までご覧下さり
ありがとうございます。