沖縄　「慰霊の日」に寄せて

皆様　ごきげんよう！！

販売術・経営コンサルタントの田中壽美子です。

今日、6月23日は「沖縄　慰霊の日」　

私も沖縄は大好きで、何度も足を運んでいますが

そのたびに、「平和の礎」では祈りを捧げます。

こんな、話を聞きました。

沖縄戦で約3万人の難民があふれる石川（現・うるま市）

の収容所。

心身共に傷ついた人々は、

その日を生きるのに精いっぱい。

そこに、三線を手にした一人の男が現れた。

のちに、沖縄のチャップリンと呼ばれた

小那覇舞天（おなはぶーてん）その人。

歌や踊りをユーモラスに披露し、語った。

「ヌチヌグスージサビラ」

亡くなった人の為にも、生き残った者が元気をだし

“命のお祝いをしましょう”と

怪訝な顔をする者もいたが

舞天の明るさは人々を元気にし、至る所で笑顔がうまれた。

“ありがとう、命をつなげてくれて”

昨年、慰霊の日に行われたイベントで、

20代の男性歌手の言葉が反響を呼んだ。

彼の胸には、戦死した曾祖父の名前が刻まれている

「平和の礎」の前で、祖母が涙を流す姿が

焼き付いている。

平和を願い、我が子、我が孫を慈しんだ

“おじい・おばあ”への感謝。

その心から紡がれた言葉は、戦争を知らない

幅広い世代にも、わが事として響き共感を広げた。

今年も、歌い継がれる若者の歌がある。

決して、忘れてはいけない一日だ。