2021年を振り返って。
樋口智美
あっという間に、もう12月も中旬。
振り返ると、今年は1月から波乱含みだった。
近所に住んでる叔母の認知が始まったのだ。
ワタシの母の6歳年上の叔母は、誰からも頼りにされる、人当たりのよいオシャレな
紫色に髪を染めた上品な人で、子供のころから大好きな人だった。
たまたま近所に住むことになり、月に2、3度食事をしながら、
他愛もない話をするのがここ数年続いていた。
1月。
いつものように食事しながら話をしてて、ふとしたことに、
なんだか心がザワザワした。
ちょっとした違和感。
でも認知症と言葉にすると、とても不安になり、
人に言うと現実になってしまいそうで、言いようのない不安に包まれた1月。
こんなこと、『アコガレニスト』なんて名のもとに書くのもいかがなものかと思ってます。
ただ、なんとなく自分の備忘録というか、どこかに残しておきたいと思ったので、
敢えて書くことにしました。