福祉ネイル
芝喜子
こんにちは!ネイリストの芝です。
アコガレニストのブログで一番ご紹介したかったこと
福祉ネイルです。
ネイルサロンに行くことが難しいご高齢の方や障害をお持ちの方に出張でネイル技術を施すお仕事。
興味のある方ならネイリストでなくても講習を受けて、勉強と練習をして試験にパスすれば
福祉ネイリストとして活動できます。
私は福祉ネイリストではありませんが、福祉ネイリストを育成している日本福祉ネイリスト協会講師の友人がいます。
プロネイリストで福祉ネイルに興味を持ってお仕事をしている先輩もいます。
この素晴らしい活動をぜひ知っていただきたいです。
ネイルというと女性がおしゃれする+αのイメージが強く、
日常生活に必須ではないと思われがちですが、
実はそうではありません。
10分でも20分でも手に触れて笑顔で会話をする、このことがどれほどいい影響をもたらすか。
学会で発表されている事例もあります。
福祉ネイルを導入している施設の中には認知症の方がいらっしゃる施設もあります。
そうなんです。
ネイルはただ色を塗るだけではないんです。
皮脳同根という言葉があります。
母親の胎内で赤ちゃんが育つときに起こる細胞分裂。
内胚葉、中胚葉、外胚葉と大きく3つ分類されますが、
外胚葉は脳・神経・表皮(皮膚、爪、髪の毛)です。
つまり、脳と爪は同じところからできています。
ネイルをしてもらうと眠くなるのは脳に刺激が伝わっているからなんです。
これからもっともっと広く知られていくであろう福祉ネイル。
もしご興味がおありでしたらどなたでもぜひぜひご連絡ください。
このコロナ禍で活動できないこともしばしばあるようですが、
ネイルが持つパワーで笑顔になる方が一人でも増えてくれたらいいな、と願っています。