2021年を振り返って。



2021.12.15
樋口智美


あっという間に、もう12月も中旬。

振り返ると、今年は1月から波乱含みだった。

近所に住んでる叔母の認知が始まったのだ。

ワタシの母の6歳年上の叔母は、誰からも頼りにされる、人当たりのよいオシャレな

紫色に髪を染めた上品な人で、子供のころから大好きな人だった。

たまたま近所に住むことになり、月に2、3度食事をしながら、

他愛もない話をするのがここ数年続いていた。

 

1月。

 

いつものように食事しながら話をしてて、ふとしたことに、

なんだか心がザワザワした。

ちょっとした違和感。

でも認知症と言葉にすると、とても不安になり、

人に言うと現実になってしまいそうで、言いようのない不安に包まれた1月。

 

こんなこと、『アコガレニスト』なんて名のもとに書くのもいかがなものかと思ってます。

ただ、なんとなく自分の備忘録というか、どこかに残しておきたいと思ったので、

敢えて書くことにしました。


樋口智美

短大卒業後、11年間の銀行生活のあと、ふとした思い付きでフランスへ花留学。 パリ1区の花屋 『vertumne』にて、2年半にわたり、勤務。 シャンゼリゼ通りのLouis Vuitton 本店やMAUBOUSSINやChaumetなどのジュエリーショップの装花、Longchamp競馬場での凱旋門賞をはじめとした、各種パーティー会場の装飾などを行う。 帰国後は東京で外資系ホテル、フローリスト。帰福後独立。アトリエ一凛を立ち上げる。 2012年活躍の場が広がり株式会社ヴェルチュムを設立。 福岡市内花屋のウェディング装花コンサルティングのほか、ウェディング会場新規立ち上げ時の装花デザイン業務を行っている。


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