髪色問題
雨宮睦美
「春だからインナーにピンク入れちゃおう!」とか、「イヤリングカラーはホワイトベージュがお勧めだよ!」とか、若い子達はうきうきしてますが、皆様そもそも、インナーカラーとかイヤリングカラーの意味わかりますか?昔はなかった概念ですよね(笑)。カラー剤も進化して、微妙な色味が実現できるようになっているそうです。
白髪染め、続けるかやめるのか?
さてお姉さんたちはそれどころではありませんよ。染めても染めても出てくる白髪。これどうするよ?って言うのが今回のテーマ。もともとの髪質や遺伝などによっても、白髪の量や出方は様々ですが、ある年代以降は放っておくとどんどん白くなっていきます。友人が先日「ずーっと染め続けているから、果たして自分の白髪がいまどのくらいあるかわからない」と言っていました。
私は月に一度美容院で髪をカットするときに、根元をリタッチしてもらっています。それだと白髪サイクルには間に合わず、コロナ前は根元だけ3週間で染めて、カットを1ヶ月半間隔にしたりもしました。お金も時間もかかってしまう。でも自分できれいに染められるとは到底思えません。
リモートワークではそれほど目立たないから、気も緩んでこの3年はツキイチコース。そういえばコロナ前は、白髪対策以外にもハイライトやローライトを入れて、美容師さん曰く「立体感を出す」なんてこともやってましたけど、そんなのも画面ではわかんないしね。これからはまた人と会う機会も増えていくとなると、さて白髪染めは今後どうしたものか。
グレイヘアに挑むのか、見送るのか?
近頃巷ではグレイヘアが話題で、周りでも採り入れる人が増えてきました。染めるのをやめて、潔く全白髪でいく、というものです。これが賛否両論侃々諤々。ナチュラルで美しい、年齢以上に老けてみえる、ぎょっとする、色々な声が渦巻いています。しかも、一気に結果は出ないわけです。すべてをきれいに真っ白にするまでには、相当の時間が必要だし、そもそもそこまで白髪が出るかどうかも個人差があります。うちの80代の母は白髪染めをやめて3年くらいですが、白黒混じって半々くらい?それこそ日本語的「グレイ」になっています(英語だと白髪=グレイヘアなのでややこしい)。
もしマリー・アントワネットみたいに、一晩ですべて真っ白に!ということが起きたら、プラチナブロンドのカラーを試してみたいと思います。でもフランス革命級のショックなんか経験したくないから、私は平和にちょこちょこ染め続けていく道を行くのかな。