『涙活』で清々しい気持ちに



2023.03.16
長谷川文


心穏やかな気持ちに

先日開催されたアコガレニスト6期のランチ会で事務局の方が大絶賛されていた「また、いつか。」。6期同期の内野順子さんが書かれた本です。

とても気になってしまい、帰り道の電車の中でさっそくAmazonをポチッ。翌日には届いたものの、ゆっくり読書をする時間が取れず今日やっと読むことができました!

読み始めたら止まらない。ティッシュ片手に涙しながら最後まで読みました。

内野さんが司会の指名を受けるという理由もものすごくよくわかりました。

実は読む前に、「葬儀司会者が見た人生・愛・終活」というサブタイトルから悲しいお話だったらどうしようと少し心配していました。

というのも、私は出産を経験してからとても涙もろくなってしまいました(年齢的なもの?)。こどもに「マッチ売りの少女」を読み聞かせながら、少女が可哀想すぎて最後は泣いて読めなくなってしまうくらいなのです。(こどもは泣きながら読む私に少し引いちゃうくらいです。汗)

でも、内野さんの本は読み進めると涙はでるものの、とても前向きになれるようなお話ばかりでした。確かにご葬儀はお別れの場ですが、しっかりと次世代へバトンが渡され、不思議と心穏やかな気持ちになりました。

そして後半はご葬儀のあれこれ、ちょっとクスっとしてしまうお話などがたくさん。

私も司会者として活動していますが、葬儀司会の方々がこんなにたくさん気配りしていて、ご遺族に寄り添って影で支えているのか!と今まで知らなかった自分に少し恥ずかしくなりました。

涙活は密かなブームですが、今日は涙活で浄化された気分!読み終えると清々しい気持ちになっていました。


長谷川文

東京都世田谷区で生まれ育つ。 大学卒業後、テーマパークに勤務。接客をはじめ、キャラクターの30周年イベントやバースデーなどの企画運営に携わる。館内での結婚式の司会やプレス発表、こどもイベントのMCを経験するうちにかねてから憧れていたアナウンサーの世界へ飛び出すことを決意。 退社後はフリーアナウンサーとなり、結婚式や企業の決算説明会、懇談会などの司会者として活動。感動のお手伝いをする司会の仕事はとても楽しく、現在も司会を通した社会貢献をテーマに活動の幅を広げている。 東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式のコメンタリーガイドとして国立競技場で音声ガイドも担当。 現在は3人のこどもを育てる傍ら、FMふっかちゃんパーソナリティやアナウンス講師として活動。その他、小学校や子育て支援センターなどでの読み聞かせボランティアもしている。


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