私の本棚①



2023.05.11
内野順子


こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。

子どもの頃から本好きで、小学生の頃には書店にない本を予約しに行くこともしばしば。今のような便利な世の中ではなかったですものね。

好きな作家さんはたくさんいますが、この方はダントツ。

切れ味の良いさっぱりとした文体が大好きです。小説も好きですが、佐藤さんはなんと言ってもエッセイ。 波瀾万丈の人生に立ち向かって来た姿が、お涙頂戴ではなく、勇ましく綴られていて元気が出ます。 代々続く「紋章上絵師」という職業を持ちつつ、小説を書き続け、1990年直木賞。奇術師としての顔も持ち、奇術界の名だたる「石田天海賞」にも輝いている泡坂妻夫氏。その伝統技術や、奇術のトリックを織り込みつつ、ユーモアやエスプリ、エロスも盛り込む技量はお見事。早すぎる逝去が惜しまれました。

石田衣良さんも、多彩なテーマの中、人の心の機微を丁寧に書かれる作家さんでとても好き。

漫画も好き。この漫画は話題になる前から読んでいて、ドラマ化の際も欠かさず観てました。未だ完結しておらず、新刊が楽しみ。


内野順子

大学在学中にアナウンスサークルに所属しブライダル・イベントの司会を始める。 以来、約8,000件の披露宴、約1,000件のイベントで司会を務める。 40代から葬儀司会に携わり、現在年間250件以上の葬儀司会に加えイベントも務めるマルチ司会者として活動中。 葬儀では、温かな司会をモットーとし,終活カウンセラーとしても活動、司法書士や行政書士などとコラボし、セミナーを定期的に開催。 2022年4月、葬儀で垣間見る家族や友人らとの心温まるエピソードを綴った著書「また、いつか。葬儀司会者が見た人生・愛・終活」を全国出版。 福岡県太宰府市在住。家族は28歳の長男。


- Related Posts -


「低頭」とは?

2023.06.24
内野順子

エンディングノート⑥

2023.05.03
内野順子

エンディングノート⑤

2023.04.26
内野順子

- New Posts -