エンディングノート⑦
内野順子
こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。
エンディングノートには、必ず、大切な方々への想いを書いていただくようおすすめしています。 親、兄弟姉妹、パートナー、子どもなどの他、ご友人や同僚、部下や先輩後輩、など気持ちを伝えたいいろいろな方がいらっしゃるでしょうね。 その方々への気持ちを素直に書いてくださればいいと思います。 これは、遺される人たちにとって、大切な役割を果たします。
大切な人を失った人は、とてつもない喪失感に襲われるものです。そして、後悔の思いも抱かれます。
「もっと、あんなこともしてやれば良かった…」
「あんなことを言うんじゃなかった…」
しかし、ご遺族も生きていかねばならない。その時、故人のその方に対する想いを感じれば、その呵責が少しでも和らぐのではないでしょうか。 なので、できればあまりマイナスなことは書かない方がいいですね。その方とのいい想い出や、感謝の気持ちなどを書いてみてください。
それを読む時、遺された方々はきっと救われるはずです。そして、故人の想いを受け継いで、また生きて行こうと思われるのではないでしょうか。