樹木葬について



2023.07.27
内野順子


こんばんは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。

近年、自然回帰の考え方から、樹木葬の人気が高くなっています。

樹木葬には、大きなシンボルツリーの下に、他の家族の遺骨とともに埋葬する合祀型と、それぞれシンボルツリーを用意してその下に埋葬する個別型とがあります。どの形式を選ぶかによりますが費用はだいたい5万円〜80万円。一般的なお墓よりは安価といえるでしょう。

メリットとしては、樹木の成長や開花などで歳月を実感でき、充実した供養ができること。けれど、消防法の問題から線香や蝋燭がNGの場合があり、動物や虫の害を防ぐため、お供えなども難しいようです。

まだまだ歴史も浅い樹木葬。故人の遺志、家族の希望、先々のことも考え、慎重に考慮して決めるといいでしょうね。

お墓参りのたびに、季節の流れを感じられる…というのは、いいだろうなと個人的には思います。

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内野順子

大学在学中にアナウンスサークルに所属しブライダル・イベントの司会を始める。 以来、約8,000件の披露宴、約1,000件のイベントで司会を務める。 40代から葬儀司会に携わり、現在年間250件以上の葬儀司会に加えイベントも務めるマルチ司会者として活動中。 葬儀では、温かな司会をモットーとし,終活カウンセラーとしても活動、司法書士や行政書士などとコラボし、セミナーを定期的に開催。 2022年4月、葬儀で垣間見る家族や友人らとの心温まるエピソードを綴った著書「また、いつか。葬儀司会者が見た人生・愛・終活」を全国出版。 福岡県太宰府市在住。家族は28歳の長男。


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