PROFILE INTERVIEW

アコガレニスト 306
柿澤一二美 Hifumi Kakizawa
Family counselor

【PROFILE】

一般社団法人家族心理士・家族相談士資格認定機構講座受講。家族相談士の資格を取得。さらに、日本メンタルヘルス協会の公認カウンセラーの資格を取得。
心理学のスキルと二男二女の子育て経験を融合して平成 22 年に家族カウンセリング研究所を設立し、家族カウンセラーとして独立。講演活動のスキルアップのため、文学座プラチナクラスで学び、卒業。
自治体、教育機関などでの講演実績は多数。現在は親子の絆を深め、子どもに愛情を伝えるコツなどを伝える。カウンセリング、講演活動を行う一方で、令和 2 年には、駒澤大学仏教学部入学。現在に至る。

https://www.kazoku-hk.com/
https://ameblo.jp/hihumikaki/
kakizawa123

あなたが今の仕事を始めたきっかけは?

ー 心理学を学ぶきっかけは、DV家庭で育ったこと ー

実は、私自身も、家族関係に悩みを抱え、それが心理学やカウンセリングを学ぶきっかけになりました。複雑な家庭環境で育ったせいか自分の子育てがうまくいかず、解決するには心理学を学ぶ必要があると思ったのです。
家族療法は、誰も悪者にしない。温かいところが、とても良いと思います。
私が20代の頃に、父親は経営していた会社の不振などにより、自死しました。
その直前に電話で話していたのに父の兆候に気づいて、止められなかったことが、今でも悔やまれます。
私自身の体験からも、「悲しいときに受け入れてくれる場所が家庭であってほしい」と切に願っています。家庭が安心・安全な場所であれば、現状がつらくてもがんばれるし、いくらでも新しい道が開けると思います。

お仕事を通じて、どんな想いを伝えたいですか

ー 子どもの悩みについてカウンセリング ー

私は家族の悩みを専門とするカウンセラーです。
なかでも子どもの不登校、生活リズムの乱れ、勉強への意欲がわかないといった、子育てに関する悩みのサポートに力を入れています。
子どもが不登校になったとき、母親は「私がなんとかしなければ」と思いがちです。
子育てで大事なのは、認めて、見守り、信頼することです。
子どもは信頼されていると感じると、自己肯定感を育むことができます。その自信で、学校という外の世界にも目を向けられるようになっていきます。
家族カウンセリングでは、子ども本人がカウンセリングに来なくてもOKです。
家族の中で、気づいた人から関わり方を変えていくことで、解決の糸口が見えてきます。

お仕事を通じて、どんな想いを伝えたいですか

ー 子どもの悩みについてカウンセリング ー

私は家族の悩みを専門とするカウンセラーです。
なかでも子どもの不登校、生活リズムの乱れ、勉強への意欲がわかないといった、子育てに関する悩みのサポートに力を入れています。
子どもが不登校になったとき、母親は「私がなんとかしなければ」と思いがちです。
子育てで大事なのは、認めて、見守り、信頼することです。
子どもは信頼されていると感じると、自己肯定感を育むことができます。その自信で、学校という外の世界にも目を向けられるようになっていきます。
家族カウンセリングでは、子ども本人がカウンセリングに来なくてもOKです。
家族の中で、気づいた人から関わり方を変えていくことで、解決の糸口が見えてきます。


一番大切にしていること・ものを教えてください

ー 子育てをテーマに講演活動に注力 ー

私は、カウンセリングが必要な事態になる前に、「子育てに大事なのは、認めて、見守り、信頼することという考えを広めたい」と、講師としても活動しています。
「3つほめて、1つ伸ばす」という実践的なテーマを中心に、多くの教育機関や団体などで講演を行ってきましたが、今後の展望としては、「自治体のイベントなどを通して、赤ちゃんが生まれたばかりの新米ママにも発信していきたい」と話します。
「人を信じられる子どもは、自分を信じることができる」
子どもが信頼関係を築く、最初の相手は親。そのベースは、愛情だと思っています。愛情が伝わるコツは、一緒に笑い、泣いて、遊ぶ。子どもの気持ちを聴き、心の声を受け止める。ぎゅーっと抱きしめる。この3つです。
講演に来たら、自己肯定感のコップをいっぱいにして帰ってもらいたい。
あふれたぶんだけ、家族にやさしくできます!

あなたのアコガレニストを教えてください

ー 99歳の現役僧侶 瀬戸内寂聴さん ー

私のアコガレニストは、小説家で尼僧(寂庵庵主)の瀬戸内寂聴さんです。徳島出身。
仏壇店に生まれた、現在99歳の現役僧侶です。東京女子大国語専攻部在学中に結婚をし、その後夫の教え子と恋に落ち離婚と、ドラマのような人生を送られている寂聴さん。京都寂庵で行われる法話の会は大人気で、なんと5倍以上の高倍率。
参加者が直接質問をし、悩み相談に乗ってくれるアットホームな法話の会だからです。令和元年11月17日、紅葉の時期を迎えた京都寂庵に法話の会に当選葉書を持って行きました。「来年から駒澤大学仏教学部に入学したいと決めてはいても、50歳も過ぎてからの仏教の勉強はどうなのだろうか?」と質問をすることが出来ました。「私も50歳過ぎてからのスタートだから大丈夫よ…」と短い質問から、的確なアドバイスを頂きました。
安心して相談でき、アドバイスもできる。生涯現役も憧れです!

あなたのアコガレニストを教えてください

ー 99歳の現役僧侶 瀬戸内寂聴さん ー

私のアコガレニストは、小説家で尼僧(寂庵庵主)の瀬戸内寂聴さんです。徳島出身。
仏壇店に生まれた、現在99歳の現役僧侶です。東京女子大国語専攻部在学中に結婚をし、その後夫の教え子と恋に落ち離婚と、ドラマのような人生を送られている寂聴さん。京都寂庵で行われる法話の会は大人気で、なんと5倍以上の高倍率。
参加者が直接質問をし、悩み相談に乗ってくれるアットホームな法話の会だからです。令和元年11月17日、紅葉の時期を迎えた京都寂庵に法話の会に当選葉書を持って行きました。「来年から駒澤大学仏教学部に入学したいと決めてはいても、50歳も過ぎてからの仏教の勉強はどうなのだろうか?」と質問をすることが出来ました。「私も50歳過ぎてからのスタートだから大丈夫よ…」と短い質問から、的確なアドバイスを頂きました。
安心して相談でき、アドバイスもできる。生涯現役も憧れです!




- アコガレニスト第3期 - INTERVIEW