【相澤静アナウンススクール初の合格者】30代の現役ケーブルテレビ局のアナウンサー



2023.03.26
相澤静


こんにちは。

相澤静(あいざわしず)です。

 

2014年にスクールに入学した生徒。

1人は大学生、もう1人は30代のケーブルテレビ局のアナウンサー。

 

大学生の生徒さんは、国立大学ということもあり「就職活動で大手企業も受けられるし、アナウンサー試験は大きな都市しか受けません」と言うことでした。

そのため、途中で進路を変更しました。

 

ケーブルテレビ局のアナウンサーの生徒さんは「30代で年齢も年齢なので、絶対に今年、NHKキャスターに決まりたいです!!」とのことで、最後まで二人三脚でNHKキャスター試験を受けることにしました。

 

局アナ採用試験は、第一関門である「書類審査」が通過しないと、面接には呼ばれません。

この「書類審査」を通過することができない人が大半です。

 

私自身は、NHK室蘭放送局に合格するまでに「ケーブルテレビ局で番組制作のアルバイト」をし、その経験を武器にして局アナ試験を受けていました。

応募書類も何度も何度も手直した結果、書類審査通過率90%の書類を作成することができたのです。

 

この私の書類の書き方を見本にして、書類を作成してもらっていました。

 

NHKキャスター試験というのは「NHKキャスター・リポーターオーディション」と呼ばれているもので、いわゆる契約アナウンサーの採用試験です。

 

日本に50数局もあるNHKが各局独自で採用試験(オーディション)を実施します。

第一関門が「書類審査」で、履歴書と作文を提出します。

書類審査を通過した人のみが面接に呼ばれます。

 

面接に呼ばれるのは10名前後、大きな局になると20名くらい。

つまり、何百人・何十人の中から選ばれないと、面接で面接官と話ができないのです。

 

そのため、本気でアナウンサーになりたい人は、日本全国の放送局の採用試験を受けます。

彼女もまたそうで、できるだけたくさんのNHKに応募していたのです。

 

彼女は、この年、13局応募して3局、面接に呼ばれました。

そして、そのうちの1局に合格したのです。

 

2013年にブログを書き始め、2014年に相澤静アナウンススクール初の合格者が出ました。

 

 

 


相澤静

相澤静アナウンススクール代表・元NHKキャスター 小学生の頃にテレビで見た女性アナウンサーに憧れて「アナウンサーになりたい」という夢を持つ。 大学生になり、放送局のアナウンサー採用試験(局アナ採用試験)を受けるも、ことごとく不合格。就職先がないまま大学を卒業。その後「絶対にアナウンサーになる!」と決め、放送局で番組制作のアルバイトなどをしながら試験を受ける。北は北海道から南は沖縄まで、NHK・民放、テレビ局・ラジオ局、ありとあらゆる「局アナ採用試験」を受け続け、26歳で念願のNHK室蘭放送局のキャスターに合格。受けた試験の数は、4年間で延べ500。 NHK室蘭放送局の後は、NHK山形放送局のキャスター、放送機器メーカーの営業、出版社の採用担当などを経て、2013年に「相澤静アナウンススクール」を開校。日本全国のNHK・民放に合格者を輩出し、合格率は90%を誇る。


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