【私の仕事の仕方】真摯に向き合うとお客様になる



2023.07.13
相澤静


こんにちは。

相澤静(あいざわしず)です。

 

ここまでは夢を叶える秘訣をお伝えしてきました。

ここからは、私がどのようにファンを増やしているか・仕事の幅を広げているかなどについてお伝えします。

ちょっと失敗談もあります(笑)。

 

まず「相澤静アナウンススクール」の話から。

 

2013年にブログを書き始め、記事が100を超えたくらいから、アナウンサー希望者からメールをいただくようになりました。

「アナウンサーになるためにどんなことをしたらいいですか?」

「アナウンサーになるには、どんな学部を選んだらいいですか?」

 

このような初歩的な質問が多かったです。

 

このときの私は「ブログに全部書いてあるんだけどな…。読んでいないのかな」と思いました。

そこで、そのような質問に対して「ブログに書いていますので、私のブログを読んでください」というような返信をしていたのです。

 

不親切極まりないですよね(笑)。

 

フリーランス10年目の今であれば「全員が全員、ブログを隅々まで読んでいるわけではない」ということが分かっているので、こんな返信はしないのですが、当時は「こんなにブログを書いているんだから、そこから探して読んでよね」と、なぜか上から目線でした(笑)。

 

結局、このような返信をした方々からお礼のメールもくるわけはなく、たった一度のやり取りで終わりました。

 

この頃、親しくしていたフリーランスの友人がいたので、彼女にこのことを話しました。

そして、アドバイスをもらったのです。

 

そのアドバイスはというと…

「一人ひとりに丁寧に対応する」という当たり前のことでした。

 

そこで、私は、そこから心を入れ替えて、届いた質問メールには丁寧に返信をするようにしたのです。

 

すると、どんなことが起きたかというと…

質問メールをくれた方がスクールに入学してくれることが増えました。

 

入学を決めた理由を聞くと「相澤先生が最初の質問メールのときに丁寧にお返事をくださったからです」という生徒が多いのです。

 

このときの経験から、私は最初のメールでのアプローチで信頼関係を築けることが分かりました。

以来、どんな初歩的な問題でもブログに書いてある内容でも、私には専門外の質問でも、自分ができるだけのことをして、一人ひとり、真摯に向き合い返信しています。


相澤静

相澤静アナウンススクール代表・元NHKキャスター 小学生の頃にテレビで見た女性アナウンサーに憧れて「アナウンサーになりたい」という夢を持つ。 大学生になり、放送局のアナウンサー採用試験(局アナ採用試験)を受けるも、ことごとく不合格。就職先がないまま大学を卒業。その後「絶対にアナウンサーになる!」と決め、放送局で番組制作のアルバイトなどをしながら試験を受ける。北は北海道から南は沖縄まで、NHK・民放、テレビ局・ラジオ局、ありとあらゆる「局アナ採用試験」を受け続け、26歳で念願のNHK室蘭放送局のキャスターに合格。受けた試験の数は、4年間で延べ500。 NHK室蘭放送局の後は、NHK山形放送局のキャスター、放送機器メーカーの営業、出版社の採用担当などを経て、2013年に「相澤静アナウンススクール」を開校。日本全国のNHK・民放に合格者を輩出し、合格率は90%を誇る。


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