【私の仕事の仕方】自分の「楽しい!」を極めると競合他社が気にならなくなる
相澤静
こんにちは。
相澤静(あいざわしず)です。
前回は「自分の“楽しい!”を極める」とお伝えしましたが、この自分の「楽しい!」を極めた結果、こんなこと変化がありました。
それは…
「競合他社が気にならなくなる」ということ。
企業の研修講師になりたての頃、私は「元NHKキャスター」という肩書もあったので、変にプライドが高かったのです(笑)。
得意分野としているのは「コミュニケーション」「マナー」ですが、同じようにコミュニケーションやマナーを教えている企業研修講師の方と出会うと「この人は私のライバルだ!」という意識が働きました。
そして、そういう方が、私と同じような「元NHKキャスター」や「元アナウンサー」だと、彼女たちは話し方教室や話し方レッスンも展開していて、益々「この人は私のライバルだ!油断してはいられない」と強く思っていました。
しかし。
月日が流れ、色々な経験を積んでいくうちに分かってきたことがあります。
まず、一口に「研修講師」と言っても、教えている内容は幅広く、同じ「コミュニケーション」や「マナー」でも切り口が違えば違う研修になるということ。
そして、自分の「楽しい!」を極めていくと、彼女たちとはまったく仕事の奪い合いにはならないということ。
昔は「話し方を習いたくて…」なんてことを相談されると、自分のレッスンのセールスをしていましたが、今、私は話し方の個人レッスンは受けていないので、同じ元局アナでスピーチコンサルタントをしている友人をお勧めしたりしています。
「自分にとって、なにが楽しいのか?」
これを極めていくと、競合他社が気にならなくなってきて、逆に応援できるようになってきたのです。