読書中。湊かなえ『母性』
長谷川文
つい手に取ってしまった本
最近本屋さんでみつけて気になった本です。湊かなえ「母性」。映画化されたということもあり、本棚の目立つところにありました。いまは読む時間が取れないかもと1度は素通りしたものの、2度目に本屋に行った時に購入。数ある本の中で今この本を手に取ったのは、きっと私が鬼推し中の月2ドラマの影響があるかもしれません。
ラジオドラマで毒親を演じている
FMふっかちゃんの中でやっている月曜2時のラジオドラマ、通称月2ドラマ(げつにどらま)。その中で私は娘のことをおもう毒親を演じています。DVのように暴力を振るいこどもを痛めつけるような毒親ではなく、『娘のために』といいながらこどもを自分の思うままにコントロールしている毒親。最近このように一見こども想いの毒親が話題になることが多いですよね。本人に毒親という自覚はいっさいなく、そのこどもも親の言うことは正しいと思う共依存の状態です。
私も3人のこどもの母親です。『こどものために』と色々考えながら日々生活していますが、なかなか理想通りにいかないことも多いです。
そんなリアルな私とドラマで毒親を演じる私であるからこそ、この本を手に取ったのかも。
まだ最後まで読んでいませんが、最初からなんだか不穏というか、少しゆがんだ親の愛情を感じられ続きが気になって仕方ありません。ということで、ブログを書き終わったら本の続きを読みますね♪
ちなみに、買ってきたその日にテーブルの上に本を置いていたら、5年生の娘が先に読んでいました。最初に読まれちゃいましたが、おもしろかったようです。こどもと大人ではきっと感じ方が違うので、私も読み終わったら娘に感想を聞いてみようと思います。