子どものSOSのサイン 小さな変化に気づくヒント!



2021.08.28
柿澤一二美


 

新型コロナウィルスの影響で、夏休みの延長、オンライン授業を実施する学校が相次います。

 

いつ感染するか、いつ終わるかわからないコロナ禍の現状、

悲しいですが、子どもの自殺は急増しています。

 

2020年昨年の小中学 ・高校生の自殺者は100人増えて、499人の

大切な命が失われました。

 

今年になっても深刻で、昨年よりも毎月増えているのが現実です。

子どもの自殺は深刻です!

中学・高校の先生の5人に1人は生徒の自殺に、

3人に1人は自殺未遂に遭遇したことがあるという

調査結果もあるのです。(文部科学省ホームページより)

 

子どもにとって「自殺」は自分を守る最後の手段になっているのです。

 

自殺直前のサインとして

・自殺をほのめかす

・自傷行為

・家出

・行動、性格、身なりの突然の変化

・別れの用意(整理整頓・大切なものをあげる)

 

普段と違った「あれ?」と思う行動の変化に気づけるか

普段から、何気なく、気づかれないように観察をすることが大切なんですね!

 

子どもは本当に死にたいと思うから。

 

Talkの4つの原則を実践してみましょう!

Talkは自殺の危険が高まった子どもだけでなく、

悩みを抱えている子どもにも有効です!

 

① Tell 言葉に出して心配をしていることを伝える

② Ask 「死にたい」という気持ちについて、素直に尋ねる。

③ Listen 絶望的な気持ちを傾聴する。

④ Keep safe 安全を確保する。

 

ぜひ実践をしてみてください。

 

そして、

家庭が「安全基地」であって欲しいです。

もしも今は学校に行けなくても、生きてさえいれば、素敵な未来は作れると思うから。

 

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柿澤一二美(かきざわひふみ)男女4人のママで家族カウンセラー

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柿澤一二美

一般社団法人家族心理士・家族相談士資格認定機構講座受講。家族相談士の資格を取得。さらに、日本メンタルヘルス協会の公認カウンセラーの資格を取得。 心理学のスキルと二男二女の子育て経験を融合して平成 22 年に家族カウンセリング研究所を設立し、家族カウンセラーとして独立。講演活動のスキルアップのため、文学座プラチナクラスで学び、卒業。 自治体、教育機関などでの講演実績は多数。現在は親子の絆を深め、子どもに愛情を伝えるコツなどを伝える。カウンセリング、講演活動を行う一方で、令和 2 年には、駒澤大学仏教学部入学。現在に至る。


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