大人の大学受験



2021.09.12
柿澤一二美


 大学二年生の夏休みは終わりに近づき、課題に追われる毎日である。

と言っても子どものことではなく、私自身である。

 

以前から仏教を大学で学びたいと思ったのが三年前。1番の問題は受験だった。

 

 18歳受験生と同じ試験は受からないと思ったが、

以前萩本欽一さんが受験をしていたことに気づき、

「社会入試」という受験方法を見つけた。

 

 英語と小論文と面接。

7月から社会人入試用の塾に入り、勉強を始めるが、

英語は予想通り出来ないし、小論文も苦戦した。

 

面接の練習では、気さくすぎるのが問題になった。

「柿澤さん、先生よりも年齢が上の可能性がありますからね。

まずは謙虚にね!」と。

毎日遅くまでの受験勉強で、なんとか合格した。

 

大学生になって思うのは

新しいことにチャレンジすると大人なのに出来ないことが多い。

「ごめんね」「ありがとう」と年下の同級生に教えてもらうことが多く、能力の高さに驚く。

50歳を過ぎて、勉強の大変さと面白さを知る。

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柿澤一二美(かきざわひふみ)男女4人のママで家族カウンセラー

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柿澤一二美

一般社団法人家族心理士・家族相談士資格認定機構講座受講。家族相談士の資格を取得。さらに、日本メンタルヘルス協会の公認カウンセラーの資格を取得。 心理学のスキルと二男二女の子育て経験を融合して平成 22 年に家族カウンセリング研究所を設立し、家族カウンセラーとして独立。講演活動のスキルアップのため、文学座プラチナクラスで学び、卒業。 自治体、教育機関などでの講演実績は多数。現在は親子の絆を深め、子どもに愛情を伝えるコツなどを伝える。カウンセリング、講演活動を行う一方で、令和 2 年には、駒澤大学仏教学部入学。現在に至る。


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