大人の大学受験
柿澤一二美
大学二年生の夏休みは終わりに近づき、課題に追われる毎日である。
と言っても子どものことではなく、私自身である。
以前から仏教を大学で学びたいと思ったのが三年前。1番の問題は受験だった。
18歳受験生と同じ試験は受からないと思ったが、
以前萩本欽一さんが受験をしていたことに気づき、
「社会入試」という受験方法を見つけた。
英語と小論文と面接。
7月から社会人入試用の塾に入り、勉強を始めるが、
英語は予想通り出来ないし、小論文も苦戦した。
面接の練習では、気さくすぎるのが問題になった。
「柿澤さん、先生よりも年齢が上の可能性がありますからね。
まずは謙虚にね!」と。
毎日遅くまでの受験勉強で、なんとか合格した。
大学生になって思うのは
新しいことにチャレンジすると大人なのに出来ないことが多い。
「ごめんね」「ありがとう」と年下の同級生に教えてもらうことが多く、能力の高さに驚く。
50歳を過ぎて、勉強の大変さと面白さを知る。
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柿澤一二美(かきざわひふみ)男女4人のママで家族カウンセラー