「死にたい」と子どもに言われた時に親が出来ること。



2021.11.03
柿澤一二美


家族カウンセリング研究所のカウンセラー柿澤です。

政府の「自殺対策白書」の分析で、

新型コロナウィルス禍で女性と子どもの自殺が増えたと書かれていました。

悩んで苦しんでいる親子が増えている実感があります。

 

感染者数が減りオンライン授業から対面授業に変わる今

「自殺」が増えるのではと危惧しています。

 

小中高生の自殺の動機は、進路の悩み、学業不振など

「学校問題」が男女ともに最多で、

男子は81人と例年並みでしたが、

女子は77人で過去5年間と比べてほぼ倍増しました。

 

コロナ感染拡大の長期化で

心と身が疲れているのは大人だけではなく、子どもなんです!

疲れていることに気づかない「学校が始まり、がんばりなさい」

と子どもの背中を押す前に、子どもの話を聞いてみませんか。

ゆっくり、時間をかけて。

 

もしも子どもが「死にたい」と言ったら

抱きしめて、「ごめんね、気づかなくて」と伝えてほしいのです!

 

人生明日も、明後日も10年後の未来があるのは

「生きていればこそ!」

 

学校よりも、勉強よりも大切なものがあります。

それは、

「愛し、愛されること」

 

親子の愛が伝わる関係があれば、子どもの自殺は減ると思います。

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柿澤一二美(かきざわひふみ)男女4人のママカウンセラー 

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柿澤一二美

一般社団法人家族心理士・家族相談士資格認定機構講座受講。家族相談士の資格を取得。さらに、日本メンタルヘルス協会の公認カウンセラーの資格を取得。 心理学のスキルと二男二女の子育て経験を融合して平成 22 年に家族カウンセリング研究所を設立し、家族カウンセラーとして独立。講演活動のスキルアップのため、文学座プラチナクラスで学び、卒業。 自治体、教育機関などでの講演実績は多数。現在は親子の絆を深め、子どもに愛情を伝えるコツなどを伝える。カウンセリング、講演活動を行う一方で、令和 2 年には、駒澤大学仏教学部入学。現在に至る。


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