リアル「Dr.コトー先生」
内野順子
こんにちは! 福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。
今日は先日お見送りさせていただいた故人様のお話。
大学病院勤務を経て開業され30年。 地域の皆さんに信頼され、慕われたお医者さま。
けれど、名医といえどもご自分の病気は思うようにならず、 10年前に右脚を切断、
それでも義足を着けて診療にあたられた先生でした。
開業前は、沖縄諸島の無医村に自ら志願され赴任。
その気さくなお人柄は島の皆さんから頼りにされ、愛されていらっしゃいました。
ご葬儀には多くのご友人や同門の方々がご参列、島の方々からもたくさんのご弔電が。
ご葬儀の最後に、こんなナレーションを入れさせていただきました。
「地域に根差した医療を信条とされ、いつも患者さんのことを第一に、 丁寧な診療とその優しさで、どなたからも慕われた○○様。 これからはご長男様、ご次女様があなたの志をしっかりと受け継ぎ、 地域の皆さんのホームドクターとして頑張って行かれることでしょう。 どうぞ安心して見守っていらしてくださいね」
先生が最後まで愛された島に遥か想いを馳せ、
この後、THE BOOMの「島唄」が献奏されました。
葬儀の中でかいま見る家族や友人たちとの心温まるエピソード。
生きることの素晴らしさを綴った著書「また、いつか。 葬儀司会者が見た人生・愛・終活」
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